競技志向やツアーモデルを求めるゴルファーにはもちろんのこと、飛距離アップを目指すアマチュアゴルファーも高い性能を実感できる「TRシリーズ」。
9月にFWとUT、10月にXアイアンが発売され、シリーズが完成する。
すべて揃ったTRシリーズの魅力を鹿又に聞いてみた。

 ドライバー、FW、UTに搭載されているNON-ROTATING SYSTEMはシャフトの向きを変えずにフェースのアングル、ロフト、ライ角を変えられるのが魅力。これは構えやすさ、弾道に対してすごく有効なテクノロジーです。それがFW、UTという地面から打つクラブにも入っているので、自分にとって最適なポジションを作りやすくなりました。
 ウエイトの入れ替えができる可変式ソールウエイトはドライバー、FW、UTでウエイトの数が違います。ドライバーは重心距離などが細かく変化させられるので一番調整自由度が高いです。FWはヘッドの重心の深さを変えることによってスピン量と球の高さを変えることができ、UTはヘッドの重さを調節することで自分の好きな振り感にできるようになりました。

ウエイトがドライバーに3箇所、FWに2箇所、UTには1箇所ついていて簡単に変更可能。付属のレンチを使って、シャフトを脱着せずに角度が変えられる

 第一印象はすごく画期的な設計だと思いました。必要なところに必要な重量配分をするために、クラウンとソールのカーボンを非常に薄くて軽いものになるように開発しています。これにより3つのウエイトの効果もグッと上がりました。余分なものがないので、弾道調整機能をフルに球筋に発揮できます。

 アイアンは4機種。すべてのモデルがHONMA特有の構えやすく、弾道をイメージできるシルエットと顔つきです。構造上、中空のものになるにしたがってヘッドサイズを大きくしたり厚くしたりしないといけませんが、プレーヤーのアドレス目線で違和感なく作り上げています。弾道の高さは4モデルともほぼ一緒ですが、そこに行き着くまでの過程が変わってくるのも特徴的です。

 ゴルファーが求めるものをすべて取り入れたTRシリーズがフルラインアップ。「TRシリーズはHONMAの技術とプロ選手の意見を融合してできあがったものです」と鹿又が話すこのモデルの詳細は、下記の写真をクリックしてウェブサイトでチェック!

 460ドライバーはオートマチックなゴルフがしたい人向きです。低スピンで高弾道の球が打て、オートマチック感とミスに対する寛容性の高さを大きくしています。そこにボールがよく上がるチタンの3Wを入れたり、アイアンも慣性モーメントが高く、ボールの打ち出しも高くなるPアイアンやXアイアンを使うと全体の流れがよくなります。

3Wは難しいクラブなので、それよりも確実に打てる4Wを入れ、それに合わせて7Wを入れるとスコアメイクしやすい

UTは球が吹き上がったりして自分の思った飛距離が出ない人も多い。XのロングアイアンをUT代わりに使ってもいい

 直進性が高く操作性が抜群にいい440ドライバーは、強弾道とコントロール性能を重視したい人向きです。セッティングには、弾道の強さと操作性に優れたFWやVアイアン、Bアイアンなどがおすすめです。弾道の高低のコントロールを含めて、自分で調節したい人はスムーズな流れでいけます。

 シリーズとしてドライバー、FW、UT、アイアンに統一感があることは簡単なようで難しく、すべてのクラブで同じクオリティ、同じパフォーマンスを発揮できるというのはとても少ないです。そんな中「TRシリーズ」はしっかりとした統一感があるので、セッティングの組み合わせが無限に広がります。
 例えば、HONMAの長所であるアイアンのコンボセットも容易に作れます。ショートアイアンはターゲットを絞りたい、ロングアイアンはやさしくしたいというのはどんなゴルファーでも思うことです。しかしそのようなセットをひとつのモデルで作ろうとするのは、ロングアイアンとショートアイアンでは狙いが違うため難しい。ですが「TRシリーズ」であればモデルを替えてセットを組むことができます。
 また、コースを攻略するためにはどういう弾道でどのくらいの距離を打てばいいのかを考えますが、FW、UTがロフトやライ角が調整できることで、自分が求めているセットに構築しやすくなります。自分の戦略を立てたセッティングを組んでも、アドレス時に違和感が出ないのもTRシリーズの魅力だと思います。


試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/打ったことがないギアはほとんどないくらい、豊富な試打経験と知識をもつクラブコーディネーター。千葉県のジャパンゴルフスクール内で「ゴルフショップマジック」の店主も務める。


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