“6番アイアン”で練習するとうまくなる!その深い理由を解説

アイアンはロングアイアンからショートアイアンまで複数本あり、1本1本練習していると時間がいくらあっても足りませんよね。

1本だけ練習するとしたら、7番アイアンを選ぶ人が多いと思いますが、コーチのオススメは断然6番アイアンだそう。そのワケとは?

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6番アイアンは長すぎず、短すぎずのちょうどいい番手!

6番アイアンでのフック打ちは難しい。だからこそ、これが打てれば他の球筋は簡単に打てるようになる!

振り遅れやフェースが開くなどのミスは、クラブが長くなるほど起こりやすいですが、ショートアイアンのように操作しやすいクラブでは、簡単に直せてしまうので、きちんと身につかない。かといって、4番や5番アイアンでは、難しすぎてスイングを壊してしまう。簡単すぎず、難しすぎずのバランスが大事で、身につけたいことがしっかりマスターできる。それが6番アイアン! これでフックを打てるようになると全番手が上達します。

ナイスオンのための「クラブと球筋を自在に操るテクニック」を身につけられるそれが6番アイアン!

方向性の精度を上げるなどを覚える難しさがちょうどいい!
どちらかといえばボールがつかまりにくいクラブなので、フックが打てるようになったらレベルアップ!
次のステップはつかまりすぎないようにすること。すると方向性の精度がさらにレベルアップする。
長い番手をうまく打つためのステップアップに不可欠!
6番アイアンがうまく打てなければ、もっと長くてロフトが立っている5番アイアンはうまく打てるはずがない。
まずは6番を打ちこなせるようになってから5番アイアンへと進むのが正しいのだ。
絶対的に必要な「ボールをつかまえる」をマスターできる!
フェースの向きが悪いと左の写真のようなミスが出る。スクエアな向きでインパクトすることが大事だが、いい球を打つにはドローでもフェードでもボールをつかまえて打つことは絶対条件。まずは6番アイアンでつかまえる動きをしっかり身につけよう。

いかがでしたか?6番アイアンを使いこなして、スイングの精度を高めていきましょう!

レッスン=崔貴憲
●さい・たかのり/1983年生まれ、千葉県出身。21歳でゴルフを始め、23歳でオーストラリアにゴルフ留学。ティーチングプロとして、現在は千葉県市川市の本八幡駅前ゴルフクラブなどでレッスンを行っている。

写真=相田克己 協力=カレドニアン・ゴルフクラブ

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