
パットは自宅ですぐに上達可能!簡単な練習法を解説
ゴルフを始めたばかりの人長年上達しない苦手な人、必読の練習法です!
今回は関浩太郎コーチにパッティングのコツを教えていただきました。
【Drill1】「両肩をタテに回転させる」

ショートパットは距離感より方向性が重要。ショートパットではラインの読みが外れてしまったというケースは少なく、入らないのはフェースの芯を外したり、スクエアフェースで打てなかったことが一番の原因です。

これらのブレを防ぐには、ボールを左目の真下にセットしたら首の付け根を支点にして、両肩をタテに回転してパターをストレートに振ります。ストローク中に手首をこねたり、両肩を横に回すストロークはNG。肩にクラブを当てて、クラブが上下に動いているかをチェックしてみましょう。

両肩をタテ回転させると、フェースはスクエアなまま、ボールを構えたときと同じ芯でヒットできるストレート軌道で振れる。クラブを胸の前に当てて、首の付け根を支点に天秤のように上下に動かしながら振れていればOK
【Drill2】「50センチ先の線を狙って打つ」

パターマットがあれば自宅でもショートパットの練習はできますが、もっていなくても効果の高い練習法を紹介しましょう。テープを自宅の柱や壁に貼り、タテの線を引きます。そして50センチ離れた場所から線を狙って打つ。方向性アップは打ち出しが大事で、ここがズレてしまうと、長い距離はますます方向がズレてしまいます。
この練習はスタート前なら、グリーンに刺したティーペグに当てる練習でもできます。50センチを正確に打ち出す方向性を徹底的に強化して自信をつけてください。
ライン上のスパットを通過させる練習にもなる

テープを壁や柱に貼り、タテの線を引く(左)。50センチ手前から打って、ボールを細いタテ線に当てる練習で正確性と集中力アップ! ショートパットの方向性を上げるだけでなく、ロングパットではライン上に設けたボール近くのスパットを確実に通過させる練習にもなる。

いかがでしたか? このレッスンを参考に、ショートパットの練習をしてみましょう!

レッスン=関浩太郎
●せき・こうたろう/1974年生まれ、茨城県出身。スイング、クラブ、ギアのチューンナップとさまざまな切り口から、アマチュアの悩みをわかりやすく解決する独自の指導法に定評がある。SEKI GOLF CLUB目黒 主宰。
構成=三代 崇
写真=相田克己
協力=SEKI GOLF CLUB目黒
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