
傾斜地からナイスショットを打つコツを解説!小さいスイングが有効
「ラウンド中のショットを打つ前の素振りを見ていると『やらないほうがよかった』と思える人が9割近くいます」と話すのは中井学。
では、やったほうがいい素振りってどんな素振り?ミスショットを未然に防ぎ、確実にナイスショットへ結びつける素振りをレッスンする!
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バランスが崩れない小さいスイングを予行練習する

本番のつもりで下半身を安定させてスイング(中央)
素振りは本番さながらのスピードや力感で振ることが大事で、これはどのクラブでも同じです。しかし、アイアンショットはティーイングエリアとは違い、大なり小なりの傾斜がつくライになることが多い。こういうライはマックスのスイングだとバランスを崩しやすいので、振り幅を小さめに抑えて、バランスをキープできる「スイングの出力を下げる感覚」を素振りでつかんでおきましょう。
フルスイングしてもボールが打ちやすそうに感じる、左足上がりの傾斜も同様です。マック素振りでフィニッシュまで振り切ってスイングが崩れてしまうなら、振り幅を小さくして出力を抑えてみる。足場が悪くても下半身をしっかり固めて振れるスイングをきちんとリハーサルしておくことが大事です。

スイングの途中で体がよろけてしまうようなら、そのスイングは振りすぎ。振り幅を小さくするなどで、出力を下げてみよう
傾斜の度合いに合わせて出力を下げる

フルスイングは少しの傾斜でもバランスが崩れやすくなる。傾斜を少しでも感じたら、出力を下げる素振りで「どのくらい振れるのか」をチェックしよう
いかがでしたか? 出力ダウン素振りをマスターしましょう!

レッスン=中井学
●なかい・がく/1972年生まれ、大阪府生まれ。03年からプロコーチとして活動。40歳を過ぎてからプロテスト合格を果たし、トーナメントにも出場している。UUUM所属。
構成=三代崇
写真=田中宏幸
協力=東宝調布スポーツパーク
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