• HOME
  • ブログ
  • ギア
  • “7番ウッド”でスコアが劇的に変わる!メリットや「失敗しない選び方」を鹿又芳典が解説

“7番ウッド”でスコアが劇的に変わる!メリットや「失敗しない選び方」を鹿又芳典が解説

かつては「ぶっ飛び3W」が大ブームとなり、最近は5Wがよく売れているが、今後は7Wが主役になると鹿又は断言! その利点とは?

【動画で見る】“7番ウッド”でスコアが劇的に変わる!メリットや使い方、失敗しない選び方を鹿又芳典が徹底解説

同じロフトのUTやアイアンと比べると
7Wは高さが出るからグリーンで止まる!

私のクラブセッティングは、以前はドライバー・3W・5Wの次に3UT(21度)・4UT(24度)を入れていました。その後、5Wの飛距離性能が伸びてきたので3Wを抜いて、18度のUTを入れていた時期もありましたが、ロフト20度前後のUTは打球が少し上がりにくい。そこで7Wを試したら、これがとてもよかったのです。

「今はドライバー・4W・7W・4UT(24度)で、アイアンを5番から入れるセッティングにしています」(鹿又)

7Wの利点は、同じロフト帯の4UTや4Ⅰと比較するとわかりやすいです。私のドライバーのヘッドスピード、42m/秒では4Ⅰは打球が上がりきらない。4UTになるとアイアンよりは少し弾道が高くなって飛距離も出ますが、ライナー系に近い弾道になってしまう。一方、7WはUTよりも最高到達点が10ヤード近く高くなるので、グリーンの上からドスンと落ちて、ランが抑えられた止まる弾道になってくれる。残り200ヤード前後からグリーンに乗る確率が上がりましたね。

7W・4UT・4Iを試打比較してみたら…

7W:弾道の最高到達点が25ヤード以上も上がるので落下角度が大きくなる

同じロフトのUTと比べてもボールが高く上がり、最高到達点は4UTより9ヤードも高かった

4UT:飛距離は出せるけどランが約20ヤードも出てしまう

飛距離は7Wとほぼ同じだが、7Wのランが11ヤードに対して4UTは19ヤードも出てしまった

4I:飛距離も出しにくく、最高到達点もかなり低かった

4Ⅰの最高到達点は、7Wの約半分。打球が上がりきらないので飛距離が出ない、止まりにくい

最新7Wを選ぶときの鹿又流4大チェックポイント

チェックポイント1:長さ
0.25インチの差で距離や振りやすさが全然違う

飛距離性能を重視した「インプレスUD+2」(右)などは、42.25インチとやや長め

最新モデルの7Wの長さは42インチが主流ですが、モデルによっては42.25インチと少し長かったり、41.5インチと短いモデルもあります。7Wは0.25インチの違いでも「振り感」が全然違います。41インチ台になると振りやすくて操作性が高い。逆に0.25インチ長くなるとナイスショットしたときの飛距離は5ヤード以上伸びます。ミート率を重視するなら41~42インチ、最大飛距離を求めるなら42インチオーバーもアリです。

チェックポイント2:ロフト
同じメーカーの7Wでもロフト角や飛び方が異なる

「ローグSTシリーズ」の7Wのロフト角は、「MAX」(右)が21度で、「MAX D」が22度

7Wもモデルによってロフト角に差があります。標準は21度ですが、今回の15モデルのなかには19度もあれば、22度もありました。ロフト角の違いは弾道の最高到達点よりも打ち出し角への影響が大きい。ロフト22度だとインパクト直後から一気に高く上がりますが、ロフト19度、20度だとゆるやかに上がっていく弾道になります。また、同メーカーのモデル違いは、意図的にロフト角に差をつけているのでしっかりチェックして選びましょう。

チェックポイント3:シャフト重量
最新7Wのシャフトは40g台が主流!「ドライバーより軽い」はNG

「ゼクシオ 12」の7Wのシャフトは41g(S・下)。「ゼクシオ エックス」は46g(S・上)と、どちらも軽量

ドライバーのシャフトが軽くなっていることに合わせて、FWのシャフトもどんどん軽量化されています。以前はFWでも50、60g台が多かったですが、今はほとんどが40g台。だから、ドライバーで50g以上のシャフトを使っている人が最新の7Wを購入すると、7Wのシャフトのほうが軽くなってしまうことがあります。7Wのシャフト重量は、ドライバーと同じまではOKですが、軽くなるのはNG。リシャフトで重量を変えるのも選択肢のひとつです。

チェックポイント4:ヘッド形状
ディープフェースは高弾道、シャローフェースは超高弾道!

ディープフェースになっているモデル(左)は、ラフや傾斜で使いやすい

7Wのヘッド形状でチェックしてほしいのはフェースの高さ。最新の7Wはシャローフェースが多いのですが、「ステルス」や「RMX」などは中・上級者でも使いやすいディープフェースになっています。7Wのロフトだとディープフェースになっていても高弾道ボールが打てますし、ディープフェースはダウンブローで打つ軌道と相性がよい。シャローフェースの長所は、払い打ちをしても超高弾道ボールが打ちやすいことです。

いかがでしたか? 今回は鹿又さんに最新7Wについて解説してもらいました!これをきっかけに7Wを使ってみてはいかがでしょう?

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

構成=野中真一
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール

【あわせて読みたい】

アイアン25本をガチ試打!アマが選んだ「トップ3」は?

「チャーシューメン」ではなく…!?三ヶ島かな、いいリズムでドライバーを振る方法を伝授!

西村優菜の“名勝負”とは?「小さな勇者」の国内メジャー優勝

関連記事一覧