
女性コーチが“タメの作り方”を解説!ドライバーの飛距離を伸ばす方法
「なかなかうまくならない」「練習やラウンドもモチベーションが上がらない」。そんなゴルファーたちにステキな笑顔でゴルフが楽しくなる上達法を教えてくれるのが〝ときめきワンポイントレッスン〞。
今月は、諸橋愛奈さんの登場です。
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捻転差でタメを作ってドライバーの飛距離を伸ばす!

ヘッドスピードを上げようとして上体だけ早く開いてしまうと、振り遅れてしまいます(写真×)。すると、ダウンスイングで「タメ」を作ることができないので、打球は弱い(飛ばない)スライスに。
また、振り遅れた状態からインパクトを間に合わせようとして、クラブを急激にリリースさせてしまうとダフるミスも出やすくなる。打球を遠くに飛ばすためには、体と腕をしっかりと連動させ、インパクトでボールを〝叩く〞ことが大切です。


飛距離を伸ばすためには、切り返しで「タメ」を作りましょう。そのコツは、トップができる前に下半身を目標方向へ回転させはじめること。上半身と下半身が反対方向に動くことで捻転差が広がると「タメ」を作ることができます。
この「タメ」によって、下半身と上半身の力が最大限に発揮されるのです。うまくできないときはトップで1度止まり、下半身をリードさせてから打つ練習をしましょう。下半身に引っ張られたヘッドが加速して下りてくる。フォローでヘッドが「ビュン!」と走る感覚がつかめると、飛距離アップしますよ!

下半身リードで上半身が引っ張られるように振ると、切り返しの瞬間に捻転差で腹筋と背筋が〝ギュッ〞ときつくなる。一瞬苦しくなる感覚があれば「タメ」ができた証拠だ

「タメ」作りの練習器具としてオススメなのが、リボンやタオルのように軽くて大きくしなるもの。ダウンスイングで「バン!」と音が鳴るように振ろう
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習をしてみてください。

諸橋愛奈
●もろはし・あいな/長野県出身。8 歳からゴルフをはじめる。学生時代から競技ゴルフで活躍し、25年は日本女子オープン出場。JLPGA プロテスト合格を目指して練習中。
【Instagram】piyopiyopiyo57
写真=小林 司
協力=小淵沢カントリークラブ、IKIGAI Golf Academy
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