• HOME
  • ブログ
  • 情報
  • 主役不在の時代、26年シーズンは誰が抜け出す?有村智恵が読み解く日本女子ツアーの現在地

主役不在の時代、26年シーズンは誰が抜け出す?有村智恵が読み解く日本女子ツアーの現在地

ランキング上位選手が、こぞってアメリカツアーへと活躍の場を移した25年シーズン。毎週、誰が優勝するかわからない群雄割拠の日本女子ツアー。26年シーズンは誰が主役になるのか?産休からツアー復帰を果たした有村智恵プロが語ってくれました!

【関連記事】まさに「全アマチュア向け」! 飛ばせる“限定シャフト”がついに発売開始!

25年シーズンの見どころは「次なるスターは誰なのか?」でしたね

みなさん、こんにちは。プロゴルファーの有村智恵です。

25年シーズンは、私自身ツアー復帰をさせていただき充実した1年を過ごすことができました。子育てとの両立は想像していたよりもずっと大変で、思うような練習スケジュールをこなせず、「練習したい自分の気持ち」と「できない現実」とのギャップを埋めることに苦労しましたね。でも、ゴルフの内容は思った以上に「やれた」手応えもあり、日本女子プロゴルフ選手権では予選通過を果たし4日間のプレーを経験することができました。ファンの皆さんの温かい声援のなかプレーした日曜日は、「あ~、これこれ」とプロゴルファーとしてのやりがいを再確認させて頂きました。

今シーズンは、山下選手、竹田選手、岩井姉妹がアメリカツアーへ活躍の場を求めたことで、「次の本命は、誰か?」がシーズン前の見どころで、24年シーズン飛躍した桑木選手や、小祝選手、河本選手などがツアーを引っ張る選手になるというのが、大方の見立てでした。プロテストから上がってくるルーキーも粒ぞろいの印象で、アマチュア時代からツアーを戦い慣れた選手も多く初年度からの活躍を予想する声も多く耳に入っていました。

シーズン開幕!蓋を開けてみれば…

開幕戦は岩田千怜選手、3戦目は吉田優利選手が優勝してアメリカ組の強さが目立つ序盤戦でしたが、その後は、工藤選手の初優勝、ベテラン穴井選手の優勝が続き、開幕前の予想通りの混戦模様でしたね。しかし、4月のKKTバンテリンレディスで佐久間朱莉選手が初優勝してからは、彼女の強さが目立つシーズンになりました。元々、ツアー屈指の実力者ではありましたが、勝てない印象も強かった彼女が1つのきっかけで、これほどの変貌を遂げるとは驚きでしたね。初優勝に手が届かない選手たちにとっても希望の星になるような活躍をしてくれました。

もっと活躍できるはずの実力者たち

桑木志帆選手が未勝利に終わったのは意外でしたね。上位にいることは多かったので、不調なのか?と言われれば、そうではないと思います。勝ちきれなかった原因が、メンタル的なものなのか体調なのかは分かりませんが、26年シーズンに強い思いをぶつけてくるでしょうから、オフシーズンどのような取り組みをしてくるのか楽しみですね。

個人的に好きなタイプの選手ということもあるのですが、河本結選手と永峰咲希選手には期待しています。おそらく現在の女子ツアーでも指折りの実力者だと思いますので、本来は賞金女王争いの中心にいなければならない選手たちです。 「あなたたち、もっと頑張りなさい!」とお尻を叩こうと思っています(笑)

前にもお話しましたが、菅風楓選手には山下選手に通じるものを感じています。非常にシンプルにプレーをしている印象です。今シーズンの佐久間選手のように、きっかけ1つで一気に突き抜けることを期待しています。

2年目の選手たちにとっては正念場になるはず

ルーキーシーズンは、どうしても探り探りになってしまうものです。転戦しながらのツアー生活のリズムをつかむ1年という位置づけですし、ペース配分みたいなものが分かっていませんからね。後半戦になって、経験したこと無いくらいの疲労と戦うことになった選手も少なくないはずです。それだけに、対策をして飛躍選手とそうでない選手の明暗がわかれだすのが2年目です。夏場は失速したものの実力はトップクラスの入谷響選手なども、今シーズンはランキング上位に上がってくることを期待しています。

私自身も、ママゴルファーとして2シーズン目になります。やれることからコツコツ準備をして、25年シーズン以上の活躍ができるようにオフの練習を頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします!

有村智恵
●ありむら・ちえ/1987年生まれ、熊本県出身。159cm。通算14勝(メジャー1勝)4月に双子の男の子を出産。

構成=岡田 豪太
写真=相田 克己
協力=セブンハンドレットクラブ

【あわせて読みたい】

“激スピン”で話題のウェッジを石井良介が試打!即買い換えることに…!?

竹村真琴、“初の写真集”が発売!

菅沼菜々、初の写真集発売!

関連記事一覧