とにかく飛ばしたいときのポイントは?「体重移動を…」男子プロが解説

気持ち良くスカッと飛ばしたい!ゴルファーたちのそんな願いを叶えるべく、飛ばし屋として男子ツアーを長く牽引してきた宮本勝昌が熱烈レッスン。これでドライバーがもっと好きになるぞ!

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飛ばしの体重移動は「右→左→右」

右:トップでは体重を右足にしっかり乗せる
左:フィニッシュは体重の9割が左足に乗る
右:振り抜いた反動を使ってクラブを素早く振り戻すと右足体重になる

僕のスイングは「アドレスした位置で体をクルッと回している」ように見えるそうですが、自分では体重移動をかなり意識しています。

飛距離を出すためには、体重移動は欠かせません。飛ばしを楽しみたいなら、体重移動をダイナミックに使いましょう。ポイントは「右→左→右」です。以前はフィニッシュで体重が右足に残ることを「明治の大砲」といっていましたが、今は右足体重が飛ばしのコツになっています。

インパクトでの右足体重は今もNGなので、体重の約7割を左足に乗せてしっかり振り抜く。その後は、反動でクラブを素早く振り戻し、右足体重で腕とクラブが胸の前に収めたポーズを決めてください。この「令和版の大砲スイング」はフィニッシュまで減速しないので、加速力が上がって速く振れます。ぜひ試してください!

インパクトで体重が右足に残ると、左足がズレて振り切ったフィニッシュがつくれない

インパクトは左足体重

左足の土踏まずに体重の7割くらいをしっかり乗せてインパクトする

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習してみてください。

レッスン=宮本勝昌
●みやもと・かつまさ/1972年生まれ、静岡県出身。174cm、76kg。95年にプロ転向し、98年、01年、14年の日本シリーズ、19年の中日クラウンズなどツアー通算12勝。ハートンホテル所属。

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