
ドライバーで「絶対曲げない」打ち方!ロフトを立ててハンドファーストで打つ
左右がOBや林のホールは、ティーショットを曲げずにフェアウェイに置くことこそがスコアメイクの必須条件だ。
両サイドが狭いホール、体が回らない朝のショット、風が強くて流されそうなとき、打ち下ろしのティーショットなど。
曲げたくない!曲がりそう……、こんなときに大活躍!
体が動きにくい冬に有効な「絶対曲げない」ティーショットを教わろう!
ヘッドを走らせず体の回転でボールを押し込む

【point】
①体を止めずに回転
②手元が先行し続ける
③軌道は少しアウトサイド・イン
④ロフトが立って当たる
⑤低く打ち出すライナー
曲がらない低弾道のライナーショットを打つためには、ドライバーのロフトを立ててインパクトすることが肝心です。
そのためには、ヘッドより手元が先行したハンドファーストの状態でのインパクトが必須。ヘッドを走らせて球をつかまえるというよりも、手首の角度を保ったまま体の回転でボールを押し込むようなイメージです。
グリップを短く持ってティーアップを低めにし、目線も低くします。そして決して球を上げよう、飛ばそうとせず、低い直線的な弾道をイメージしてシャープに振り抜きましょう。
鉄則!ティーアップは低めグリップは短めに

クラブを短く持って、コンパクトかつシャープに振るイメージをつくる。ティーアップも低めにしてアッパーで振るイメージを消し、レベルに振り抜く。
手元を先行させてヒット

インパクトではアドレス時よりも手元が前に出たハンドファーストにし、ロフトを立てる。スイング中、ヘッドよりも手元が先行した状態をキープしたい。
ヘッドを走らせずに振り抜く

ヘッドは走らせず、むしろ走るのを抑えて振り抜くイメージ。手元を体の正面に保ったまま止めずに回転し、ややカット軌道で左に振っていこう。
アドレスはココに注意!ボールの近くに立って目線を低くする

クラブを短く持つぶんボールの近くに立つが、お尻が落ちないようにしっかり股関節から前傾する。スタンスは若干狭めにし、左右5対5の体重配分で目線を低く設定。必要以上に「上から打ち込む」イメージは必要ない。

いかがでしたか。阿河コーチのレッスンをぜひ参考にてしてください!

阿河 徹
●あが・とおる/1976年生まれ、香川県出身。塩見好輝や森田遙らを指導する理論派コーチ。東京・世田谷区の井山ゴルフ練習場ではアマチュアへのレッスンも行っている。
構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)
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