
あなたのミスの原因はどっち?アイアンのワルい癖を見直そう
アイアンのミスが多く、練習してもなかなか改善しないゴルファーはいませんか?今回は、アイアンのミスの原因と改善をレッスンしていきます!
ミスの根本的な原因は2種類のみ!
だから、直し方も2種類でOK!

アイアンのミスの原因は、突き詰めていくと2種類にわかれます。「いろいろなミスがあるのにたった2つ!?」と思うかもしれませんが、多くのアマチュアは「振り遅れたハンドファースト」か「手元よりもヘッドが先行するヘッドファースト」のどちらかがミスの原因の根本となっているのです。
この〝根本的な2大原因〞から出るミスは、下の[出がちなミス]でくくったもの同士が密接な関係にあります。根本的な原因①でいえば、トップのミスが多い人は「右プッシュ」と「打球が低い」も出やすい傾向にあり、その原因のもとは「振り遅れたハンドファースト」なのです。この根本となる部分を修正すれば、出がちなミスのすべてを直せます!
根本的な原因❶ ハンドファーストで振り遅れ

右プッシュ
手元が先行するので、フェースが開いた向きで当たってしまう。スライス系のミスが出やすい

トップ
手元が先に体の正面を通りすぎていくので、体が起き上がりやすくボールの頭を叩いてしまう

打球が低い
手元先行のオープンフェースを嫌がって閉じるとロフトが立つので、出球は低くなってしまう
根本的な原因❷ ヘッドファーストで当たりが薄い

引っかけ
手元が右でヘッドが先行するとフェースは閉じる傾向にあるので、ヒッカケやフックが出てしまう

ダフリ
ヘッド先行はスイングの最下点がボールの手前になりがち。ヘッドが早く落ちてしまいダフる

打球が高く弱々しい
ヘッドが手元を追い越すとフェースは上を向く。ヘッドスピードも減速してしまい打球が弱い
いかがでしたか? レッスンを参考に、改善していきましょう。

レッスン=長谷川泰之
●はせがわ・やすゆき/1978年生まれ、新潟県出身。脱サラして研修生となり、PGAティーチングプロA級を取得。19年にはPGAティーチングプロアワード優秀賞を受賞。「PREMIUM GOLF STUDIO代官山」内のK’sアイランドゴルフアカデミーでレッスン活動を行なっている。
写真=田中宏幸
協力=PREMIUM GOLF STUDIO代官山
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