
「それぞれの性能があきらかに前作以上!」 最新ウエッジ “OPUS SP” を試打!
ツアープロ、アマチュアからも高い評価を得ているキャロウェイのウエッジ「OPUS」。発売されたのは、まだ約1年前だが、もう2代目となる「OPUS SP」が登場。これだけ短いスパンでの新作誕生ということは、かなりの自信作と見た! その予想をたしかめるべく、前作ウエッジも熟知した石井良介に試打レビューを依頼した。
中空のイメージを覆す打感と
スピン性能に驚いてほしい

「OPUS」は、前作も2本、プラチナムも購入して長く使っていたウエッジです。ウエッジに求める性能がもともと高くて、スピンが効くし、やや小ぶりなヘッドは芝からの抜けがよくて球を拾ってくれる。「これを使っておけばグリーンをしっかりとらえられる」と安心感が得られるお気に入りのウエッジでした。
それだけ完成度の高いウエッジだったので、新作の「OPUS SP」になっても「それほど大きく変わらないのでは?」と思っていましたが、試打した結果、即買い換えることにしました(笑)。


ソール形状は、さまざまなゴルファーの要求に応えられる5タイプ(写真右からS・W・C・X・T)をラインナップ。試打した石井は今作から復活した「Xソール」の56度と「Tソール」の60度の購入を即決した
決断理由は、それぞれの性能があきらかに前作以上だからです。打感に深みが出て、フェースに乗る感じは前作以上。圧倒的に新しいほうがよくて、打音も弾く短い音ではなく、長く響く音色。やわらかさを感じるとともに、飛んでいってしまわない、手に乗せて「どこに運ぼうかな」というフィーリングが出せる。


気になる中空構造ですが、打っていて気づく人はいないと断言してもいいくらい。ヘッド内部の中空(空洞)は、飛ばすための構造で打感や打音は悪くなってしまうと思いがちですが「OPUS SP」の中空は研究と開発の末に行きついたベストな作りであることはあきらか。単純にスピンが効いて打感もいいウエッジを作るために取り入れた、キャロウェイの中空の進化と変化に驚いてほしいです。
Technology
“2本増”&
“溝の角度がより鋭角”で
激スピン

OPUS SPの「SP」は、 Spin Per degree(
スピン/打ち出し角)の2つの頭文字を意味する。前作よりも溝の間のピッチを狭めることでスコアラインが2本増え、ラフや濡れたライからもスピン性能が落ちにくい。打ち出し角も低くなるため打球のコントロール性も向上。また、溝の角度はより鋭角に、溝のない部分にはレーザーで網目状に凹凸を設けており、摩擦力がアップ。スピン量の増加に関しても高い技術を要している。
高“ギア効果”&
“スピン”を発揮する
「SPIN POCKET」

見た目ではまったくわからないが、OPUS SPの最大の特徴はヘッド内部を“あえて空洞”にした2ピース構造。この斬新な発想は「SPIN POCKET」と名づけられ、ソール部分の内側を空洞にすることで、余剰重量をトップブレード側やホーゼルに分配。重心位置をキャロウェイ史上最上級に高くしている。これとまたもや進化した溝によって、ナイスアプローチを打つうえでの高いギア効果と強烈なスピン性能を発揮する。
48~52度はアイアンの流れで
54度以上は絶妙な丸みのある美顔
52度

58度

48~52度は、リーディングエッジやトップブレードがややストレート気味のヘッド形状。PWからの流れが途切れない見た目でとても構えやすい。54~60度は、トップブレードのヒール側が低すぎず高すぎないティアドロップ型。プロの意見や研究の末にたどり着いた絶妙な丸みを帯び、ホーゼルからフェース面につながる部分の造形にもこだわり、窪みがあるように見えるものではなく滑らかな曲面になっている。
キャロウェイ OPUS SPウエッジ
●ヘッド素材/[48 ~ 52度]軟鉄鋳造(S20C)、[54 ~ 60度]軟鉄鍛造フェース(S25C)+鋳造ボディ(S20C)●ロフト角(バンス角・ソールタイプ)/48(10・S)、50(10・S、12・W)、52(10・S、12・W)、54(10・S、12・X、14・W)、56(8・S、10・S、12・X、14・W)、58(6・T、8・C、10・S、12・X、14・W)、60度(6・T、8・C、10・S、12・X、14度・W)●ライ角/ 64度●シャフト(フレックス)/N.S.PRO 950GHneo(S)、N.S.PRO MODUS3 TOUR105(S)Dynamic Gold(S200)●価格(1本)/ 3万800円
試打・解説=石井良介
●いしい・りょうすけ/ 1981年生まれ、神奈川県出身。PGAティーチングプロ資格をもつプロゴルファー。クラブへの造詣も深く、各メディアに引っ張りダコの大人気テスター。

「キャロウェイ
パフォーマンスセンター」で試打!
試打を行なった施設は8月にNEWオープンしたばかりの「キャロウェイ パフォーマンスセンター」(東京都渋谷区)。今回の新作ウエッジだけでなく、キャロウェイとオデッセイのほぼすべてが試打、フィッティングできる。施設の予約はキャロウェイ公式サイト(www.callawaygolf.jp/fitting)から

写真=竹田誉之、田中宏幸、協力=キャロウェイ パフォーマンスセンター
●商品の問い合わせ/キャロウェイゴルフ お客様ダイヤル ☎0120-300-147