
距離計測器ビギナーも安心!操作に迷わないコスパ優秀な2モデル
今や距離計測器はアマチュアゴルファーの「標準装備」といっても過言ではない。セルフプレーが主流の昨今、距離計の優劣はスコアの優劣にもつながるのだ。
進化し続ける各メーカーの最新モデルを“ガジェット大好き”の福住尚将プロが徹底レビュー!「あと1打」を簡単に減らすギアは、距離計測器かもしれない!?
【関連記事】まさに「全アマチュア向け」! 飛ばせる“限定シャフト”がついに発売開始!
【VOICE CADDIE】SL mini

SPEC
●測定可能距離/ 5〜800ヤード ●測定精度/土1ヤード以内
●ファインダー/倍率:6倍(赤黒・2色LCD) ●ディスプレイ/タッチOLED
●防水性能/生活防水 ●サイズ/長さ86.2×高さ59.3×厚さ33mm ●重量/130g
●通信機能/Bluetooth®搭載 ●価格/4万8400円
OLEDディスプレイは見やすさバツグン

ボディ側面にタッチ式のOLEDディスプレイを備え、レーザー計測した距離を瞬時に画面表示するので、視認性が非常に高い。3点間距離計測機能「Ball to Pin」を使えば、カートから離れることなくボールとピンまでの距離を把握することも可能。GPS非搭載ながら、スマホアプリと連動させることで、時代のニーズに合う、軽量化とコストパフォーマンスにすぐれた1台に仕上がっている。

Finder View
ファインダー内は赤と黒の2色LCD表示。瞬時にピンをキャッチする「ピントレーサー」機能も搭載
Fukuzumi’s Impression

タッチ式なことに加え、ディスプレイが大きいので操作がしやすいです。いい意味で大雑把に操作できるので、ラウンド中もストレスがありません。全体的に丸みを帯びたフォルムでデザインも洗練されており、持っているだけでワクワクしますね。コンパクトで軽量、価格もお手頃なので、女性ゴルファーの“距離計デビュー機”としてもオススメしたいです!
【VOICE CADDIE】T12 PRO

SPEC
●ディスプレイ/1.39インチOLED有機EL ●防水性能/IPX7
●サイズ(時計画面)/ヨコ50.3×タテ50.3×厚さ14.68mm ●重量/46.6g
●通信機能/Bluetooth®搭載 ●価格/5万9950円
軽快な装着感でラウンド中もストレスフリー

前作「T11 PRO」を正統進化させたGPSウォッチモデル。厚さは14.68ミリ、重さ46.6グラムで、ストレスを感じさせない装着感を実現。1.39インチOLEDディスプレイはコース全体図を鮮やかに表示するほか、長押しすれば「コース拡大」、ピンの左右・前後サイズを示す「グリーン詳細」も確認できる。前作からバッテリーの容量も拡大し、時計モードでは5日間駆動可能。タウンユースでも使いやすい。

Point
「グリーン詳細」画面でピンの位置を動かせば、ピンに対する傾斜の向きなども確認できる(写真右)。また「クラブ別ショットトラッキング」は、ラウンドの振り返りにも役立つ(写真左)
Fukuzumi’s Impression
いわゆる「課金」なしでグリーンの傾斜を表示してくれるGPSウォッチはなかなかない。セカンドショット地点からグリーンの傾斜が確認できれば「どこに乗せればバーディチャンスになるか」を瞬時に判断することができるので、スコアアップに確実に貢献してくれます。画面もとても見やすいことに加え「Smart Tip」というガイド機能のおかげで、操作に迷うこともありません。
いかがでしたか? ボイスキャディの新作距離計測器2機種にぜひ注目してください!

テスター・解説=福住尚将
●ふくずみ・なおゆき/1978年生まれ、東京都出身。大学卒業後、ツアープロの道を進み、現在は会社経営とアマチュアレッスンの両方を務めるビジネスマンプロゴルファーとして活動。ミニトーナメントの「FJツアー」の運営にも携わる。
●商品の問い合わせ/ボイスキャディ日本総代理店 ひさいスポーツ
☎059-255-8106 www.hisaisports.com
構成=石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川CC
【あわせて読みたい】

































