
コースばかりでなぜうまい?練習場で練習しすぎないのが上級者!
70台でまわる上級者には「練習場にはほとんどいかない」という人が多い。それはなぜか?
をマスター今野に投げかけると「練習場での練習しすぎは、ヘタになるからです」とのこと。練習場で鍛錬してこその上級者ではないの?
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アドレス、スイングで〝決まり事〞を増やすとヘタになる!?

ウギ コースには行くけど、練習場にはほとんどいかないって人いるでしょ。
今野(マスター)いますね。上級者の人で。
ウギ 練習場で練習しないのに、なんであんなにうまいの?
今野 練習はしているんですよ。コース内で、無邪気に。
ウギ 俺たちよりコースに行く回数が多いから、無邪気にコース内で練習する余裕がある?
今野 いや、回数は関係ないですね。月1、2のラウンドの人でも上級者だと、練習場にはあまりいないかも。
ウギ それで70台でまわれるのが不思議なのよ。
今野 私もそうですが、練習場に行くとヘタになっちゃうんですよ。スイングの「可動域」を狭めたくない「固定化」したくないから。
ウギ 可動域?関節のこと?
今野 いいえ。「スイングの」なので、ここでは「球筋を作る」可動域のことを指し、スライス、フック、高い、低い球を自在に打てる幅を狭めたくないんですよ。
ウギ 固体化っていうのは?
今野 練習場に行って、バックスイングやトップはここに上げる、各ポジションでのフェースや手はここ、とか向きや位置を固定することです。
ウギ そういうのを確認したり、正しい形を作るのが練習でしょうが。
今野 ビギナーから中級者くらいまではそうですね。まだ、とっ散らかる球筋の幅を狭めたり、安定しないスイングを固定したいレベルですから。
ウギ いいスイングができている上級者になると、そういうものかい。
今野 練習量に依存したくないんです。練習しすぎると、あれをやったから、これもできるはずだと思い、いつもと違うことをしたり、アドレスに入る前から打ち終わるまで決まり事が多くなるとおかしくなってしまうので。
ウギ コースばっかりでもいい上級者っていうのは、スコアにしたらどのくらいから?
今野 1ラウンド、9オーバーの81。ボギーとパーを半々くらいで回るあたりですね。
ウギ 81なら俺もたまに出るよ。
今野 70台が出る、出そうなレベルになったらラウンドも練習の場。練習場よりもコースに行く回数を大幅に増やしてほしいですね。
ウギ ラウンドで練習って、何をしたらいいの?
今野 すべてが、自然とコースでスコアを出すための練習になりますよ。ロケーションを見て狙いどおりに打つ。さまざまなライや傾斜に対応する。練習場ではできない「ザ・実戦形式」での練習の連続です。
ウギ どんな状況からも、ナイスショットが打てるようにする。
今野 その「ナイス」は100点である必要はありません。1ラウンド、9オーバーのボギーを減らすのは、ショットの質を高めるよりも「ミスの幅を減らす」ほうが簡単なんで。
ウギ 70台でまわる人たちは、つねに大きなミスにならないことに重きを置いて打っている?
今野 はい。ボールがベストポジションに飛ぶことと、インパクトの質は正比例しないんですよ。ボールがいいところにあるということが達成できれば、極端な話、それはミスとはいいません。
ウギ 「ミスしたとしても」の嗅覚と予知か。それはコースで経験を積まないとわからんわな。マスターのレベルになると、かなり「先読み」ができるんだろうね。
今野 ゴルフではそうですが、先読みできないこともありますね。たとえば、奥さんからの電話で「帰ってきたら話がある」っていわれたときの「何の要件なのか?」の読めなさは、試合でいえば棄権したいくらいの恐怖感と絶望感です……
コースでは“ベスト”ではなくても
“ナイス”ポジションになるエリアを先読みして打つのが上級者!

「コース内で打って(飛んで)もいいエリアって意外と多くないですか?」と今野。練習場では、狙った目標にきれいな弾道で飛ばすのがナイスショットだが、コースではそれが必ずしも“ ナイス” にならない場合もある。
「結果がすべてであるコースでのショットは、いいポジションに打てば、それはミスではなくなる。そのナイスポジションを先読みして “ ミスしたとしても結果オーライになる” エリアを狙うのが上級者のプレーなんですよ」(今野)
いかがでしたか? ぜひ、参考にして練習へ活かしてみてください。
マスター今野一哉
●こんの・かずや/1982年生まれ。本企画「スナックこんちゃん」のマスター兼ゴルフのプロコーチ。RainbowFM(88.5MHz)の「サタマニ♪」(第2土曜 15:00-16:00オンエア)で、ラジオパーソナリティも務める。キッズゴルフクラブ代表。
写真=鹿野貴司
イラスト=野村タケオ
協力=LaFace
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