
“ガウン姿”が話題の大会を直撃!西村優菜のキャディバッグが何か変?
メジャー大会に合わせて、大手メーカーは特別にデザインしたキャディーバッグを提供することが恒例になってきている。男子ツアーでは、マスターズに合わせて緑色を基調にしたデザインにしたり、全英オープンではタータンチェックを取り入れたものにしたりしている。
また、開催地のランドマークや名産品をキャディーバッグにあしらったりしているので、大会のたびにキャディーバッグに注目してみるもの楽しい。
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西郷真央が初制覇!シェブロン選手権のキャディバッグは…

女子ツアーのシーズン最初のメジャー大会は「シェブロン選手権」。大会の特徴は優勝者が池に飛び込むイベントであり、今年は日本の西郷真央が劇的な優勝を飾って、日本人選手として同大会を初制覇したことがビッグニュースとなった。池に飛び込んだ場面も大々的に報道されており、日本でご覧になった方も多いことだろう。

さて、同大会では、キャロウェイゴルフが契約選手へ特別デザインのキャディーバッグを提供していたのだが、このバッグのデザインが秀逸だった。練習日、契約選手の西村優菜にバッグを撮影させてもらった。

一見、あまり大きな特徴がなさそうにも見えるが、よく見るとバッグの側面の白い部分がタオル地になっている。これは、池に飛び込んだ優勝者がバスローブのようなガウンを着てトロフィーを持つのだが、そのガウンをモチーフにしたデザインなのだ。西郷もしっかりと恒例のガウンを羽織った。マスターズのグリーンジャケットのような位置付けになっている。

撮影中、西村が「これ、見てください。小さなガウンがついているんです」と教えてくれたのは、バッグのジッパー部分の取手がガウンの形をしている。しかも、そのガウンの胸の部分にキャロウェイのシェブロンマークが入っている気の入れようだ。

今年、なかなか調子の上がらなかった西村だが、この大会では二日目の最終ホールでバーディーを決めて予選通過。その後順位を上げて44位タイの成績を残した。今年、予選カットのある試合では初の予選通過ということで、今後の好成績を期待したい。
フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。
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