パットがすぐに上手くなる!“止める練習”をしてみよう

理論派コーチの吉本は「真っすぐ強めに狙うと、入れごろのパーパットは外れやすい」と語る。絶対に入れたいパットの正解とは?

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入れる練習よりも止める練習を!

斜めのライン取りを覚えてタップ打ちをマスターしたら、カップインのカギを握るのは距離感です。入れごろ、外しごろの距離といわれる2メートルくらいの距離感をつかむには、狙ったところにボールを止められる「マイゾーン」を作る練習がオススメです。

練習の仕方は、最初は2メートルの距離に対して40センチ幅の四角いゾーンを作ったら、 3球打って全部をゾーンの中に止める。次に20センチの幅まで狭くして、同じように3球ともゾーンの中に止めます。

距離感をつかむにはカップインさせるのではなく、狙ったゾーンに止められる距離感が重要。3球連続で止められれば、完璧な距離感が身につきます。

【Step1】約2メートルのパットを40センチ四方の中に止める

40cm

イエローボールがマイゾーンの境界線。最初は40センチ四方からスタート。奥に置いたスティックやクラブに当たるのもNGだ

【Step2】20センチ四方にして1球ごとに奥のギリギリに近づける

20cm

ゾーンを20センチ四方まで狭めて練習。ゾーンに入れるだけでなく1球目より2球目、2球目より3球目がスティックの近くに止められたら完璧!

2メートルに自信をつけると本番で入れたい距離を決められる

「2メートルをマイゾーンにできると1.5や1メートルの距離も自信をもって打てます」(吉本)

練習グリーンでは最大限に長い距離でチェック

練習グリーンでは、グリーンの端から端まで最大限に長い距離を打つ練習をしておこう。打った結果を見ることで、グリーンのスピードやその日の自分の傾斜の見え方や距離感がつかめる

いかがでしたか? 入れる練習より、うまく止める練習から始めて、距離感を掴みましょう!

レッスン=吉本 巧
●よしもと・たくみ/1980年生まれ。14歳で米国フロリダに渡り、ジュニア日本代表やフロリダ代表にも選ばれる。米国でプロ資格を取得し、現在は銀座ゴルフアカデミーなどで指導する若き人気コーチ。YouTubeの「吉本巧ゴルフレッスンチャンネル」も好評!

構成=野中真一
写真=相田克己
協力=土浦カントリークラブ(アコーディア・ゴルフ)

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