
アイアンの再現性が高まる女子プロのスイング!ねじらないスイングポイントとは?
スイングは体を大きく捻転させることが大事だといわれるが「アイアンは体をねじらないほうが、再現性が高くなって正確に打てますよ」と、坂本龍楠コーチ。
ショットメーカーの女子プロのスイングをお手本に“ねじらないスイング”を解説する。
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”体の正面を抜けて高く振り抜く”&”フォローをとる”

高いフォローは剣道の「面打ち素振り」でマスターする
宮田選手の場合、フォローでクラブが高い位置に抜けていく(❼)のが、体をねじらないで打つためのポイントになります。体をねじるとクラブは、肩のラインより下の低い位置へと抜けてしまう。これは手打ちのスライサーに多いフォローの抜き方です。

ねじらないスイングをするためには、手元やクラブが体の正面を通るように振り抜いてください。体の正面を抜けるフォローの感覚がつかめない人は「剣道の面打ち」をイメージしましょう。体の正面で竹刀を振り上げて面を打つ動きをフォローで意識すると、高く振り抜くフォローが身につきます。

インパクト以降はクラブが体の正面を
高く抜けていく軌道を意識して振り抜く(⑥)
練習方法は簡単で、バックスイングからトップまでに剣道の面を打つつもりで振りかぶる。トップからクラブを振り下ろしたら、今度はフィニッシュまでに竹刀を振りかぶるつもりでスイング。両サイドで繰り返し面を打つ素振りをすると、体をねじりすぎずに高いフォローをとるスイングがマスターできます。

充分に体をねじっているが
柔軟性の低い人は手元を動かして高く振り抜いてもOK(⑦)
いかがでしたか。“ねじらないスイング”のポイントをぜひ参考にしてください!

解説=坂本龍楠
●さかもと・りゅうなん/1981年生まれ。大学入学とともにゴルフを始め、オーストラリアへ単身ゴルフ留学。帰国後、関東一円でレッスンを開始。体に負荷のかからないゴルフ理論を構築し、YouTubeで配信するなど、幅広く活躍中。新宿御苑ゴルフスタジオ主宰。

宮田成華
●みやた・なるは/1997年生まれ、東京都出身。165cm。
写真=高橋淳司

































