
パットのミスはロフトの増減で減らせられる⁉人気コーチが状況別に解説
「少しアレンジをするだけでパットが上手くなる」と吉本コーチ。そこでパットの調整のしかたを状況ごとに解説していただきました。
プロラインに乗せられるので入る確率アップ!

ロフトの増減は、曲がるラインに対して保険をかけたい場合にも役立ちます。ロフトを立てるとフェースがかぶりやすく、ロフトを寝かせるとフェースが開きやすいのを利用するのです。
フックラインではロフトを増やすことで引っかけるミスを減らし、スライスラインではロフトを減らすことで球のつかまりをよくし、押し出すミスを減らします。これによって入る確率が低くなるアマラインに外すミスが激減します。
引っかけ防止!フックライン→ロフト増

ロフトを増やすとフェースが開きやすい。引っかけを防いで、ラインどおり右へきちんと打ち出せる
球がつかまる!スライスライン→ロフト減

ロフトを減らすとフェースがかぶりやすくなる。左打ち出しからカップに向かって曲がっていくラインに乗せられる
アマラインに外しにくくなる

カップに届く前に切れて、カップから遠ざかっていくのが「アマライン」。ロフトを増減させると上の図のように、カップ手前で切れない「プロライン」に打てる
いかがでしたか? このレッスンを参考に練習してみましょう。

レッスン=吉本巧
●よしもと・たくみ/1980年生まれ。兵庫県出身。14歳で渡米しアマチュアプレーヤーとして活躍。プロとなってアメリカのミニツアーなどを転戦しつつゴルフを学ぶ。帰国後は国内でレッスンに従事。銀座ゴルフアカデミー主宰。
構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)
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