
左足下がりのアプローチはどう寄せる?うまく転がすコツは「体ごと…」
ピンはすぐそこ。「簡単に寄せられそう」と思ったのにミス!その原因となるクラブと体の動きを直すレッスンを紹介しよう。
【苦手克服状況4】ランを使って寄せたい左足下がり

ミスのパターン:ダフリを避けようとしてボールを右に置くとヘッドが刺さる

左足下がりは右足体重もNG。ボールの手前の斜面にヘッドが当たりやすくなってしまう
左足下がりは球を上げにくいので、転がすほうが安全です。転がしはボールを右に置きたくなりますが、右サイドが高いので、ヘッドを急角度で下ろさないと当たらない。当たらないどころかヘッドが刺さりやすくなるためダフってしまうのです。
ボールを左にセット体ごとボールを転がしていく感覚

斜面では低く下がっているほうの足から構えて、低い足側に体重を乗せます。
左足下がりで転がしの寄せを選ぶのは正解です。クラブを斜めに持ってから構えるのはここでも同じ。ボール位置は左足の前。手を使って振るとヘッドが上に動いてボールに届かなくなるので、傾斜の低いほうに向かって体を回して、ヘッドをボールまでしっかり届かせてください。

低く下がっているほうに体重を乗せることが大切
体を左にきちんと回すと、バランスが崩れやすくなりますが、それでOK。ヘッドをボールに当てたら、そのままボールと一緒に目標に向かって歩き出すつもりで打ちましょう。この動きは振り子というより、ほうきで掃くような動きです。地面と平行にヘッドを動かすように振ってください。

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習してみてください!

レッスン=澤田繁典
●さわだ・しげのり/サンフランシスコのオリンピックククラブに在籍し、ミニツアーに参戦。一般企業勤務後、現在は高田馬場、阿佐ヶ谷のインドア練習場&スクールGolfareiで指導している。

モデル/田中紀行さん
49際、165cm、58kg。ゴルフ歴7年、平均スコア100前後。グリーン周りでもザックリもホームランも出るのが悩み。つねに寄せワンを獲りたい!
構成=長沢潤
写真=相田克己
協力=サザンヤードカントリークラブ
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