うまい店 店主はみんなゴルフ好き

喧噪に包まれる街中、腹の音を誘い続ける名店が待っているのをご存知でしょうか?

今回は、「泰興楼」を紹介します。

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77年にもわたって愛されてきた餃子
TaiKouRou東京本店 東京・八重洲

ジャンボ焼餃子(6個)1290円/豚肉、キャベツ、ニラ、ネギ、ショウガを、醤油、ごま油、酒、調味料を加えて練っていく。香ばしい皮との一体感がたまらない。ラー油は購入もできる「C八醬」(シーパージャン)。調理長のニックネームを冠したオリジナルで、8種の香辛料が特徴。花山椒のパンチがありつつ一味とコリアン唐辛子の融合で奥深い。クラフトビールも兜町のブルワリーで作っており、3月17日には同店の裏手に中華も食べられるビアバー「BALDYS」がオープン

八重洲(やえす)はいま再開発の真っ只中にある。東京駅の東側、1978年に日本最大級の書店として開業した八重洲ブックセンターは、2023年3月末に一時閉店した。周辺は超高層大規模複合ビルの建設で沸き立っている。三井の日本橋、三菱の丸の内に挟まれたこの地域は、令和になってようやく姿を変えようとしている。

泰興楼(たいこうろう)も、これらの影響で一時閉店を余儀なくされた店のひとつだ。現在は入居予定の建設ビルの隣で仮営業をしている。戦後、空襲を免れた丸の内のビルはGHQに接収され、焼け野原となった八重洲には締め出された多くの企業が拠点として集まった。

泰興楼が当地に開業したのは1949年2月のこと。名物のジャンボ餃子はその年の夏に生まれた人気メニューだ。中国山東省出身の初代店主が、常連の社長から満洲時代の味をせがまれて再現した。皮ももちろん自家製で、当時から大きさは変わっていない。ずっしりと重みのある餃子は12センチ以上。皮はほどよくやわらかく、あんはジューシーで一体感がある。野菜と挽肉が渾然一体となった、完全なる手作り餃子。独自性のある、唯一無二のものだ。

住所:東京都中央区八重洲1-5-15 荘栄建物ビル
営業時間:月〜金11:00〜15:00(LO14:30)/17:30〜22:30(LO22: 00)土11:30〜15:00(LO14:30)/17:30〜21:30(LO20:30)
休:日曜・祝日
☎ 03-3271-9351

いかがでしたか? ぜひ、泰興楼のジャンボ餃子を味わいながら、ゴルフの話を楽しんでください!

HC4今月のゴルフ好き店主
于 延光さん Eddie You

3代目の代表取締役于さんは、20代半ばまでサンディエゴに住んでおり、波乗りばかりでゴルフの経験はなかった。仮店舗の内装がカフェの雰囲気なのはその影響。現在は会員となっている千葉のクラブで月例などにも参加。スイング解析の効果も出ている。

文=長岡 努 
写真=小林司

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