
ショートパットのミス解消!1メートルの距離を8カ所から打つドリル
プロのパッティング練習は「何をどうしたいか」課題をもって打っている。アマチュアはどんな課題をもって練習すればいいのか?ツアープロもやっている必ず上達する練習法を伝授する。
腹筋が筋肉痛になるくらいこの練習をしよう!

パッティングでは1メートルの短い距離こそ、手打ちになってはいけない。腹筋を使って体の動きでストロークすれば安定感がアップ!
パッティング上達には、どんなラインからでも自分の狙った距離感と方向へ打てることが大切。そのために私がやっているのが1メートルの距離を8カ所から打つ練習です。カップを中心に8カ所から打つと、「下りのスライス」「上りのフック」などすべてのラインが練習できます。ポイントは1メートルの距離でも手先で打たないこと。腹筋を使って体を動かせばストロークが安定します。練習の翌日には腹筋が筋肉痛になればOK !この練習を続けるとショートパットを外すミスがなくなります。

「入る確率が低いミドルパットやロングパットではなく、1メートルを確実に入れる練習が好スコアにつながります」(堀)
カップを中心にボールを8 個置く

カップを中心に正円を描くように8つのボールを置くのがポイント。上り・下り、スライス・フックのすべてのラインを練習できる

手打ちになると右肩が前に出てしまう。アウトサイド・イン軌道でヒッカケのミスが出やすくなる
ゆるゆるで握って腹筋で打つ!

グリップする力を10パーセント以下のゆるゆるにすると、手打ちにならない。手首の力を抜いたぶん、腹筋に力を入れて振る

いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習をしてみてください。

堀奈津佳
●ほり・なつか/1992年生まれ、徳島県出身。159㎝。11年にプロ転向し、13年の「アクサレディスゴルフトーナメント」「アース・モンダミンカップ」でツアー2勝をあげた。サニクリーン所属。
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