右に打てない状況はどう切り抜ける?ドライバーショットで意識すべきポイント

左に曲げるとOB。右に曲げるとバンカー。「真っすぐ打たなきゃ」と考えるとプレッシャーで体がうまく動かなくなる!

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【状況2】右にOBとバンカー

【ミスのパターン】
「右に打ってはいけない」と思うと左へ引っぱるように振ってしまう

右サイドに打ってはいけないと考えると、必要以上に左へ引き込むように振ってしまう

構えや動きは見ている景色に影響されやすい。右にOBやバンカーがあると「右に打ってはいけない」と考え、ダウンスイングで体が早く左へ向いたり、左へ倒れてアウトサイド・インのカット軌道になってしまいます

体の中心がボールを追い越すと打球は右に飛ぶ

狙いとは違う打球が出たとき、原因として疑うのは第1に構えの向き、第2に構えの形、第3がリズム、第4がスイングの動きという順序です。「狙いと違う方向へ打ちたくない」状況でのミス防止対策としても、この順序で確認するのが最善です。

まずは、右サイドの危険エリアから遠く離れた方向に狙いを決め、「状況1」で説明した仮想スパットを設定します。それに対して、正しく構え、リズムを守って振ることが大切です。

「右がダメ」な状況での動き方の注意点は、左へ引っぱる動きを防ぐこと。体の中心の位置を確認し、その中心をボールの右側に保ったまま振り抜くことを意識しましょう。手先など小さな部分の動きを考えると、ミスになりやすいので避けてください。

克服法】
正しい構えをつくって体の中心を確認し左右に揺れずに回転

安全な方向を狙ってスパットを設定し、正しい向きと姿勢で構える。体の中心がボールの右にあることを確認しよう

体の中心に意識を向け、スイング中、ボールの右側にある状態をキープする(点線はボール位置の延長線)

いかがでしたか? 正しい構えと左右のブレを抑えることを意識しましょう!

レッスン=畑井悠佑
●はたい・ゆうすけ / 13歳でゴルフを始め、大学卒業後にレッスン活動を開始。「感動のあるレッスン」で、気持ちいい動き方を身につけさせる指導を心掛けている。GPC恵比寿在籍。

モデル / 大橋健太郎さん
35歳。175cm、64kg。ゴルフ歴17年。最近はラウンドの回数が減り、自信をもってプレーできていないと感じている。持ち球はドローボール。

構成=長沢潤
写真=高橋淳司
協力=サザンヤードカントリークラブ

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