左に曲げたくないならボールを右に置いてみて!ドライバーの苦手克服レッスン

左に曲げるとOB。右に曲げるとバンカー。「真っすぐ打たなきゃ」と考えるとプレッシャーで体がうまく動かなくなる!

【関連記事】菅沼菜々、“初の写真集”が紙で発売中!

状況3】 左に複数のバンカー

【ミスのパターン】危険ゾーンを意識しすぎて構え方や動きが悪くなる

左へ打ってはいけないと考えると、左ワキを開けて下からあおりながら打つ形になりやすい

状況2とは逆に「左へ打ってはいけない」と考えると、体をフィニッシュ方向へ回せず、回転が途中で止まってしまう。ヘッドが返って左へ飛んだり、クラブを背後に振り抜けず右へ打ち出してしまいます。

左対策をしたら「いつもと同じ」振り方を目指す

動き方で対策するのではなく、向きや構え方が大切なのは、この状況でも同じです。

まずは、多少曲がっても修正が効く方向に打ち出すラインを設定し、構えます。そのうえで、左を避ける状況ではボール位置を右に、ティーアップは低く、フェースを開いて構えるといった対策をとります。

どれかひとつでも対策をとったら、あとは、いつもと同じ動きをするだけ。うち急がず、テークバックからフィニッシュまで、自分のリズムに集中してください。

克服法】「左に行かせない」対策としてボールを右に置く

ボール位置を変えるなど、構えの段階で「静的」に変える対策は比較的、ミスを招きづらい

ボールを右に置くと、フェースが開いた状態で当たるので、右に打ち出せる(左)。右に行かせたくないときは左に置く(右)

ティーアップが低いとヘッドが上から入って右に飛びやすくなる(左)。高いとヘッドは下から入り左に飛びやすい(右)

いかがでしたか? 左NGの場合は「ボールを右に置く」を実践してみてください!

モデル / 大橋健太郎さん
35歳。175cm、64kg。ゴルフ歴17年。最近はラウンドの回数が減り、自信をもってプレーできていないと感じている。持ち球はドローボール。

レッスン=畑井悠佑
●はたい・ゆうすけ / 13歳でゴルフを始め、大学卒業後にレッスン活動を開始。「感動のあるレッスン」で、気持ちいい動き方を身につけさせる指導を心掛けている。GPC恵比寿在籍。

構成=長沢潤
写真=高橋淳司
協力=サザンヤードカントリークラブ

【あわせて読みたい】

菅沼菜々、初の写真集発売!詳細は公式LINEにて告知

「7番アイアンで200ヤードも飛ぶ」ってマジ!?“飛距離”に特化したアイアン4選

7番ウッドを選ぶ時の「4つのポイント」!最新15モデルを試打解説

関連記事一覧