
飛距離が伸びる弾道は“クローズスタンス”で手に入る!打ち方のコツは?
スタンスはスクエアが理想ですが、真っすぐ向かないほうがいい人はたくさんいます。一般的に曲がる球を修正するために、スライサーはクローズスタンス、フッカーはその逆でオープンスタンスにする、といわれますが、じつはこのセオリーに当てはまらない人も多い。
そこで1度「スタンスの適正診断」をしてみましょう。その診断方法はとても簡単で、オープンとクローズにしたスタンスで3球ずつ打つだけ。どんな結果になるかで、あなたのスイングも球筋もよくするスタンス向きがわかりますよ!(遠藤)
【関連記事】まさに「全アマチュア向け」! 飛ばせる“限定シャフト”がついに発売開始!
軸の位置や傾きを保ったままダウンブローで打てる

体の開きを抑える“左サイドの壁”も作りやすい。
壁でパワーを受け止めるとボールに伝わるエネルギーもアップする
クローズスタンスは上体の軸が地面と垂直になり、スイング中にもその軸の傾きを保つのが容易になります。軸が右に倒れるのも防げるため、ヘッドの入射角はダウンブローに。すると、クラブのロフト角が立って当たるのでインパクトが厚くなる。ボール初速が上がるなど打球が強くなり、飛距離が伸びる弾道になります。
クローズスタンスが合わなかった原因

インパクトに向かって体の突っ込みクセがある人は、クラブが上や外から入りすぎてしまう(写真左)。左サイドの壁ができている人はスイングがきゅう屈になり、左ヒジを引いてしまうことも(写真右)。力が逃げてしまうし、フェースが開いて右曲がりの球が出るためクローズスタンスが合わない
いかがでしたか? 軸の位置に注目してみてください!

レッスン=遠藤将也
●えんどう・まさや/1994年生まれ、長野県出身。PGAティーチングプロ。首都圏の練習場やコースに出向く「出張レッスン」のスタイルで、さまざまなレベルとタイプのアマチュアを上達へと導く。レッスンはインスタグラムアカウント「en.dwu_」のDMで受付中。
写真=田中宏幸
協力=日神グループ平川CC
【あわせて読みたい】