正しくバンスを使えたアプローチとは?上級者がわかりやすく解説

クラブやボール、弾道計測機の進化によってスイングデータの分析も日々進み「構え方、振り方、打ち方」も日々進化している。

その最新の理論を学び、多くのアマチュアを上達させている若手コーチが、アプローチ、バンカー、パッティングの”今どき” の上達法をレッスン!

アマチュアのみなさんに「コレを教えたい!」と厳選した『50』の最新版の寄る技、入る技で、ショートゲームがうまいゴルファーになろう!

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【Lesson13】ヘッドがスルっと抜ける!地面へのファーストタッチはバンスから!

インパクトはソール後方のバンスからタッチ!

ダフらないようにボールをクリーンに打とうとしてもチャックリやトップが出てしまう人は、インパクトの仕方のイメージを「ボールとヘッド」ではなく「ソールと地面」に変えてください。ヘッドを刃(リーディングエッジ)からボールの下にきっちり入れるのではなく、ボール手前の地面にバンスのうしろ側を当てる。このコンタクトイメージは、ヘッドが刺さってしまうことが多い人にはかなりオススメです!

リーディングエッジをボールの真下に入れていくのは、極
端な手首のタメやハンドファーストを作り出すので、失敗
(ミス)につながる危険性が高まってしまう
「ヘッドを上から入れる、としても”ソール後方のバンス
をボール手前の地面にコンタクトさせる”打ち方にする
と、地面に刺さる要素がなくなります」(大原)

【Lesson14】ヒザ立ち素振りで試すと「刺さらない」が明確にわかる

「地面に刺さらずにヘッドがきれいに抜けることをはっきり体験できるのがヒザ立ちでの素振りです」と大原。やって見せてもらうと”ソール後方のバンスから”入れるスイングは、何度振っても、どこにヘッドが落ちてもヘッドがスルっと抜けていく(○)。刃から入れていくパターンも見せてもらったが、ヘッドが刺さる(ダフリ)だけでなく、地面に弾かれ(トップ)、フェースの向きまで変わってしまう(×)。どちらが有効かは一目瞭然だった。

いかがでしたか。大原コーチのレッスンをぜひ参考にしてください!

大原健陽
●おおはら・けんよう/1996年生まれ、広島県出身。東北福祉大学ゴルフ部を経て、奥嶋誠昭プロコーチのもとでスイングとギアの知識を深く学ぶ。現在は「THE REAL SWING GOLF STUDIO」(神奈川県横浜市)で多くのゴルファーのレッスンやクラブフィッティングを行なっている。

構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ

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