
佐久間朱莉の愛用パターを紹介!人気コーチ2人が詳しく解説
動きが小さく繊細になるショートゲームは、自分の技術だけではなく、道具にも頼って好結果を増やす。人気コーチ2人が、話題の最新ウエッジ&パターを例に、即スコアアップに結びつくギア選びを指南する。
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ソフトな打感と球の伸びが気持ちいい
【ピン】スコッツデール

軽量で柔軟性がありながら、剛性と耐久性も兼ね備えた革新的素材「PEBAX」をゴルフ向けに最適化。日本人好みのソフトな打感ながらも、しっかり反発するという“相反する”特性を実現した。ソフトインサートでクリアな打音のフィードバックにより、転がりの感覚をつかみやすい。
また、フェースインサートを軽くすることで重心が深くなり、高MOI化。オフセンターヒットしても初速が落ちづらい。

OSLO 3
●ロフト角/3度 ●標準ライ角/70度 ●長さ/34インチ ●ヘッド重量/365g ●価格/4万4000円

DS72
●ロフト角/3度 ●標準ライ角/70度 ●長さ/34インチ ●ヘッド重量/360g ●価格/4万4000円
ツアーでもスコッツデール使用者の優勝が続出!

群雄割拠の女子ツアーにて、佐久間朱莉プロが「DS72」を使用して今季すでに3勝!ツアー参戦2年目の高野愛姫プロも「OSLO3」を使用して初優勝を挙げた(7月12日時点)
形状・振り感・ストロークタイプなど
今どきマレットは“好み”にこだわれる!

打感がめちゃくちゃやわらかいですね(吉本・右)
寛容性と構えやすさがアドレスでの安心感を演出してくれます-吉本

構えたときの座りのよさが「OSLO3」は抜群ですね。ポンッとグリーンに置けば、ターゲットに向かって真っすぐ構えられるのでアドレス時のストレスがない。スラントネックを採用していて、大型マレットながらもしっかりとフェースの開閉を使ってボールをつかまえられるため、球の伸びもいい。
このように、最近はヘッドとネックの組み合わせで、大型ヘッドながらも操作性が高いモデルが増えてきましたね。
重心がインパクトでしっかりとボールを支えてくれる-大原

「DS72」はマレットでも小ぶりなヘッドサイズですが、フェースのスイートスポットの真下に重心を感じるので、ヘッドの挙動をコントロールしやすく、初速をしっかりと出していけます。こちらは「OSLO3」と逆で、小さいヘッドに寛容性を足したモデルというイメージです。
シャープなヘッドで真っすぐめのストロークをしたい人には、こういうモデルが合いますよね。ほどよいオフセット感も、ボールをつかまえて押し出すイメージを与えてくれます。
いかがでしたか? スコッツデールも試してみてください!

吉本裕貴
●よしもと・ゆうき/1996年生まれ、千葉県出身。東北福祉大学ゴルフ部出身。千葉県旭市にある「ゴルフプラザ72」を拠点に、アマチュアやジュニアへのレッスン活動をしながらトーナメントにも参戦。自ら工房(JAM’s GOLF LABO)を営むほど、ギアへの深い造詣をもつ。

大原健陽
●おおはら・けんよう/1996年生まれ、広島県出身。東北福祉大学ゴルフ部を経て、奥嶋誠昭プロコーチのもとでスイングとギアの知識を深く学ぶ。現在は「THE REAL SWING GOLF STUDIO」(神奈川県横浜市)で多くのゴルファーのレッスンやクラブフィッティングを行なっている。
構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ
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