最新アイアン2モデル試打!2025年のトレンドを専門家が解説

今年の下半期も多数の新作アイアンが登場。偶然か必然か、見た目、カッコいいアイアンばかりで購買欲をそそる。その注目モデルをギアのご意見番・鹿又芳典とアマチュアを代表して小誌スタッフが試打。あなたにピッタリのアイアンを選ぶ参考になる解説と感想をお届けする。

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ブリヂストン
P8CB

SPEC
●ヘッド素材/ボディ:軟鉄(S25C)+内蔵セラミックコア、フェース:軟鉄(S25C)
●ロフト角(#7)/ 30 度
●長さ(#7)/ 37 インチ
●重さ(#7)/約418g(N.S.PRO MODUS³ TOUR 105)
●シャフト(フレックス)/ N.S.PRO 950GH neo(S)、N.S.PRO MODUS³ TOUR 105(S)
●価格/ 14 万8500 円(5 本セット・#6~ PW)、2 万9700 円(#5)

【鹿又CHECK】テーラーメイドの軟鉄鍛造でもっともやさしいかも

昨年の「P7CB」と比較すると相当やさしくなっていて、歴代のテーラーメイドの軟鉄鍛造アイアンを振り返ってもトップクラスのやさしさです。打球も高く上がりやすくて、ミスヒットに強い。5、6、7番アイアンくらいまではグースがしっかりついていてボールのつかまりもいい。日本人ゴルファーにとてもよく合うフォージドアイアンです。

【編集M】全項目で高得点! 完ペキに近い

試打するときは複数の項目を設けていますが、そのすべてで高得点がつく。寛容性の高さとほどよい操作性。7番でロフト30度だけど高弾道で、飛距離も伸びて飛ぶ。こだわりたいフィーリング面ももちろん◎です。

テーラーメイド
BX2HT

SPEC
●ヘッド素材/ボディ:17-4PLUS(#5 ~ PW)、フェース:HT1770M マレージング鋼
●ロフト角(#7)/ 28 度
●長さ(#7)/ 37.5 インチ(カーボンシャフト)
●重さ(#7)/ 373g(SPEEDERNX BS50i)
●シャフト(フレックス)/Diamana BS50i Ⅱ(R、S)、SPEEDERNX BS50i(S)、N.S.PRO 850GH neo(S)
●価格/ 13 万2000 円(5 本セット・#6~ PW)、2 万6400 円(#5)

【鹿又CHECK】往年の名器を超えるBS史上ナンバー1アイアン!?

最近のブリヂストンはアイアンに対する評価が高くなっていますが、そのなかでも「BX2 HT」は完成度が高い。個人的には往年の名器「ファイズ フォージド」を超えて、ブリヂストン史上ナンバー1のアイアンだと思いました。安心感のあるヘッドサイズでありながら振りやすくて芯に当てやすい。飛距離を求めるベテランゴルファーに向けても最高の出来です。

【ライターN】全12モデルで1番飛んだ

7番アイアンで28度というストロングロフト設計ですが、想像以上に打球が高く上がってくれて、ボール初速が速い。クラフ長が少し長いため、では片づけられない高初速・高弾道は、テクノジーのすごさを感じました。

日本メーカーに負けない打感と寛容性の軟鉄鍛造“USフォージド”の逆襲か!?

2025 年の下半期はキャロウェイ、ピン、タイトリスト、テーラーメイドなど人気海外メーカーの新作が多かったが、鹿又の総評は?

近年はスリクソンの「ZXi5」、ブリヂストンの「242CB+」など国内メーカーの軟鉄鍛造アイアンが人気でした。理由は軟鉄鍛造らしい打感のよさに、寛容性を融合したことで幅広い一般ゴルファーが使えるようになったことです。今年の下半期も、同じカテゴリーの軟鉄鍛造アイアンを海外メーカーが続々と発売。

テーラーメイドの「P8CB」、キャロウェイの「X フォージド MAX」は、まさにやさしさを追求した軟鉄鍛造アイアン。ピンの「i240」も前作以上に慣性モーメントが高くなり、タイトリストの「Tシリーズ」も全体的に打球が高く上がりやすくなっています。

海外メーカーも軟鉄鍛造モデル、ツアーモデルの寛容性を高めたことによって人気となりそうですが、これらは飛距離性能が高いことも魅力のひとつ。下半期はUSフォージドアイアンの逆襲がはじまるかもしれませんね。

「人気シリーズの後継モデルでも、前作から寛容性の高さや弾道を変えてきたモデルが多かったです」

「中空構造のアイアンは打感がよくなり、寛容性も高いフォージドアイアンに進化しています」

いかがでしたか? ぜひ、自分にピッタリの1本を見つけてみてください!

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

アマチュア代表試打者

編集M

ゴルフ誌編集歴26年のベテラン編集者。今年の平均スコアは84。ドライバーのヘッドスヒードは40m/秒。アイアンは顔、軟鉄などフィーリング面を重視するタイプ。

ライターN
多数のメディアでギア企画を取材・執筆し、テクノロジーについても詳しい。ドライバーのヘッドスピードは43m/秒。持ち球はドローで、やさしめのアイアンが好み。

構成=野中真一、編集部 
写真=田中宏幸 
協力=ジャパンゴルフスクール

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