スライサー必読!右からの風が来たときは番手を上げる?落とす?

フォローやアゲンスト、横からの風は、大きなアレンジは必要ないが、小さな工夫は不可欠!風を感じたときの対処法、教えます!

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【苦手克服状況4】飛距離が落ちる右からの風

【ミスのパターン】右からの風でのスライスは飛距離が大きく落ちてしまう

スライスは右からの風にぶつかるため、
飛距離が伸びずにショートする

右からの風は、スライサーにとってやっかいな風です。フックやドローは風に乗って飛びますが、フェードやスライス系の弾道はアゲンストに向かって飛ぶことになる。そのため、ボールが押し戻されて飛距離が伸びず、大きくショートしてしまいます。

いつもと同じ弾道をイメージしながら影響するぶんを計算

①風を計算して狙う方向と実際に飛んでいく弾道
②イメージするのはいつもどおりのスライス弾道
狙う方向は、風に流されて曲がり幅が小さくなった①。
打つときにイメージするのは②の弾道

横風の場合、打球の曲がり方によって飛距離に差が出てしまうので、風の吹き方に応じて番手を変えることが大切です。右からの風に対してフェード、またはスライスで狙う場合は、1番手アップが必須。なぜならば、右からの風に対しての右曲がりの球筋は、風にぶつかるためにアゲンストに打っていくことと同じになるためです。

右に曲がる幅も小さくなることにも注意してください。これらを計算して打ち出す方向と飛距離を合わせましょう。

ただし、弾道はあくまでも「結果的にそうなる」ことが大事。意図的に曲がり幅を抑えようとすると、スイングが変わって予想外のミスを招いてしまう。普段どおりのスイングで普段どおりのスライスを打ってください。

右からの風は、フックボールなら1番手落とし、スライスなら上げる

右からの風はフェード系の球筋は飛ばない、ドロー系は飛ぶ

いつもの弾道をイメージし、いつものフィニッシュの形をとることを心掛ける

いかがでしたか? ぜひレッスンを参考にして、強風に負けないショットのコツを掴んでください!

レッスン=畑井悠佑
●はたい・ゆうすけ/13歳でゴルフを始め、大学卒業後にレッスン活動を開始。「感動のあるレッスン」を信条に、気持ちいい動き方を身につけさせる指導を心がけている。GPC恵比寿在籍。

モデル 大内慶軌さん
31歳、170cm、63kg。ゴルフ歴1年で100切り達成。スコアも飛距離も伸び盛り。風邪を利用してでも自己最高飛距離を記録したい!

構成=長沢潤
写真=高橋淳司
協力=サザンヤードカントリークラブ

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