
朝イチのドライバーショットの成功のコツとは?無理にスピードを上げないこと!
練習もラウンドも”なんとなく打つ”では、うまくならない、成功しない!
とくに苦手なショットは「あれをやってみよう、試してみよう」とテーマをもって挑むのが克服の近道!
その”テーマ”と”閃き”を与えるワンポイントレッスンをお届け。
次の練習やラウンドで早速、実践してみよう!
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朝イチショット成功の秘けつ!ヘッドスピードは「無理に上げない」

朝イチのドライバーショットは、プレッシャーがかかる。さらに、体が思うように動かないのに、マン振りをしたらミート率は一気に下がってしまう。体の動きと同様に、ヘッドスピードは徐々に上がっていくもの。まずは、連続素振りでもっとも振りやすいヘッドスピードを見つけよう。
仮にあなたのヘッドスピードが40m/秒とした場合、1番から18番ホールまでつねにこのスピードで振れると考えるのは間違いです。スタートから徐々に上がっていき、中盤でMAXを迎えたら、疲れてくる終盤は遅くなると考えましょう。グラフにすると一直線ではなく、ゆるやかな山なりの曲線を描きます。
にもかかわらず、朝イチのドライバーショットでHS40m/秒を出そうとすると、振り遅れてミスにつながってしまう。朝イチは自分が心地よく感じるスピードで振るように心がけると、ミート率は上がります。
速くも遅くもなく心地よいと感じるスピードで振る

小さなスイングからの連続素振りで心地よいスピードを見つける

自分が心地よいと感じるヘッドスピードを見つけるには、連続素振りがオススメ。最初は肩から肩までの小さい振り幅で行なう。その際の注意点は、腕だけでクラブを振るのではなく、体を使って振ること。
ゆっくり目のスピードから徐々にスピードを上げていくと「このスピードなら無理なく振れる」と感じる速さが見つかる。それが朝イチのショットに相応しいスピードだ
ストレッチの役割も含めて大きく振る

連続素振りでスピードを徐々に上げていくときは、振り幅も大きくしていく。最終的に大きめのトップからフィニッシュまで振り抜くが、その形から左打ちのつもりでフィニッシュまで振り抜く連続素振りを行なうと、ストレッチ効果もあるので、体がほぐれて関節の可動域が広がる
いかがでしたか? ヘッドスピードは無理に上げないようにしましょう!

レッスン=森山錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤー以上のドライバーショットを放つ。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。Futako Golf Club主宰。
構成=山西英希、編集部
協力=井山ゴルフ練習場、Futako Golf Club、富士平原ゴルフクラブ、船橋カントリークラブ
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