
逆目のラフ、花道はどう打つのが正解?男子プロが解説
クラブやボール、弾道計測機の進化によってスイングデータの分析も日々進み「構え方、振り方、打ち方」も日々進化している。その最新の理論を学び、多くのアマチュアを上達させている若手コーチが、アプローチ、バンカー、パッティングの〝今どき〞の上達法をレッスン!
アマチュアのみなさんに「コレを教えたい!」と厳選した『50』の最新版の寄る技、入る技で、ショートゲームがうまいゴルファーになろう!
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花道・逆目→リキみやすい

花道は絶好のライで「必ず寄せたい!」、逆目は「芝に負けない!」という気持ちから、余計なリキみが入りがち
「バニラピッチ」が安心・確実!

花道と逆目のラフは、近ごろ話題の〝バニラピッチ〞のような打ち方がオススメ。アイスクリームのフレーバーはバニラがスタンダード、アプローチでもこれがシンプルでスタンダードという意味で〝バニラピッチ〞と呼ばれ、近ごろ話題になっています。とにかくザックリが出ない、強く振っても飛びにくいのでスイングがゆるまないのが利点の技です。
フェース向きは「閉じる」で真っすぐに

クラブを吊って構えるためヒール下が浮きます。そのままだとフェースは右を向くので、少し閉じて目標を向ける。インパクトはややトゥ側ヒットでもOKです。

右手の指を離して手の力をゆるめる

リキみを抜くには、右手の指を離すグリップがオススメ。右手の人指しを伸ばして離す(写真左)。まだ体や手に力が入っていると感じたら中指も離す(中)。究極は右手のひらをそえるだけ(右)も試してみてください。
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習をしてみてください。

巣山新太郎
●すやま・しんたろう/1998年生まれ、東京都出身。高校卒業後にTHAILAND PGA トーナメントプレーヤーを取得しプロ転向、タイツアーに参戦。帰国後、ティーチングの魅力に気づき、レッスン活動をスタート。
構成=編集部、石川大祐
写真=田中宏幸
協力=日神グループ 平川カントリークラブ
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