
真っすぐ狙うと入らない!パッティングは「斜めに狙う」が正解
理論派コーチの吉本は「真っすぐ強めに狙うと、入れごろのパーパットは外れやすい」と語る。絶対に入れたいパットの正解とは?
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ボール側からラインを決めない

みなさんはライン取りを決めるとき、 ボール側から見るだけで決めていませんか? それだとカップ付近の傾斜がよくわからず 「真っすぐ強めでいい!」となりやすい。 ライン取りはカップ側から見ること大事。
ボールは止まり際が一番傾斜の影響を受けて曲がりますから、 カップ付近の傾斜を見て、ハイサイド(高いほう)とローサイド(低いほう)を見極めてください。パットはこのハイサイドに向かって斜めのラインで狙うことが基本。曲がっていきながら、どこから入るか、 カップインの入り口を決めることが大切なのです。
パッティングのプロラインとアマラインという言葉を聞いたことがあると思います。プロラインはハイサイドに対して斜めに狙うことで、オーバーしてもカップ上を確実に通るラインになります。一方、 アマラインはカップに届く前に曲がってしまう。 カップに触れることすらないので、入る可能性はゼロです。 まずは傾斜に沿って斜めに狙う、 プロラインのライン取りを身につけてください。

右:アマライン(真っすぐ)
この距離でも真っすぐでは入りません。

斜めに狙うときは実物のカップではなく、仮想カップをハイサイド側にズラしてイメージする
【○】斜めのプロラインはカップに向かって曲がっていく!

写真はフックライン。カップの右フチに向かって斜めに打つと、傾斜に沿って徐々に曲がっても打球はカップの幅から外れない
【×】真っすぐのアマラインはカップ際で減速して低いほうへ

カップのど真ん中狙いは強めに打ったとしても、打ち出し直後こそ真っすぐ転がるが減速したときに
いかがでしたか? このレッスンを参考に、パッティングの練習をしてみましょう!

レッスン=吉本 巧
●よしもと・たくみ/1980年生まれ。14歳で米国フロリダに渡り、ジュニア日本代表やフロリダ代表にも選ばれる。米国でプロ資格を取得し、現在は銀座ゴルフアカデミーなどで指導する若き人気コーチ。YouTubeの「吉本巧ゴルフレッスンチャンネル」も好評!
構成=野中真一
写真=相田克己
協力=土浦カントリークラブ(アコーディア・ゴルフ)
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