
家で簡単に上手くなるゴルフ練習法!時短かつコスパ良のドリルとは?
クラブがなくても、家の中でクラブの動きを体感・強化できます。
軸が安定しない人に特に大きな効果を発揮します。
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クラブが持っているエネルギーを生かせる

2日目は、バケツ、ホース、塩ビパイプを使って、クラブのもつエネルギーを感じつつ、それを活かしてスイングする感覚が身につくドリルを行ないましょう。
バケツ素振りは、なかに入れた水をこぼさないように振ることで、クラブの重さを感じ、遠心力を活かしたスイングがマスターできる。ホースでの素振りは、シャフトよりも軽くやわらかいものを振ることで、シャフトのしなり戻りのエネルギーを生かせる動きが身につく。
L字型の塩ビパイプを振ると、先端側が勝手に動くことでフェースが「返る」感覚を体感することができ、球がつかまるようになります。


Menu4 水を入れたバケツで「クラブに振られる」感覚を養う
バケツに半分くらい水を入れ、取っ手を両手でもってスイング。水をこぼさないように遠心力をキープしつつ「重さに振られる」感じを知ろう。

バケツの水をこぼさず、振り子のように振る動きは、自然と軸をキープし、クラブの遠心力を活かしたスイングと共通する。
Menu5 ホースを振って「シャフトのしなり戻り」の使い方を覚える

やわらかいホースを振ることでシャフトの使い方を体得。バックスイングでしなったものを、ダウンスイングで逆方向にしなり戻らせるのがポイント。

ホースは「し」の字に持つ

背中に巻きつかせる

Menu6 L字のパイプを振って「フェースが返る」を感じる

長短の塩ビパイプを継ぎ手でL字につないだものを使用。重心距離が長く、クラブでも自然と起こるフェースターンの動きを強調させて体感できる。

トップで先端が少し下がる位置が正解
L字の先端部の重さでフェースが開閉するのを感じる。トップでは少し「垂れる」くらいの位置が正解。


いかがでしたか? バケツやホース・L字パイプを使うことで、クラブの持つエネルギーを感じながらのスイングを練習できます。

レッスン= 田中徹
●たなか・とおる/1988年生まれ、千葉県出身。インスタグラムに900以上のリール(動画)を投稿して人気を博すドリルの達人。東京・南青山の「Bull Golf」代表。
構成=鈴木康介
写真=相田克己
協力=Bull Golf
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