女子プロが過去のスイングを分析！どこを修正した？

数年前からスイング改造に着手し、やっと花が咲いた感じです。いろいろ直したので、今回は２０１７年のスイングを例に修正ポイントを解説します。

渡邉彩香プロに自身のスイング写真を見てもらってどこに気をつけて振っているのかを解説してもらった。

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スイング自己分析
今はもっと手元を高くヘッドは下がらないトップになりました（渡邉）

まずはアドレス。ボール位置が右すぎでした……。この位置ではスイングがつまって振り抜けなくなる。リリースもできなくなるので、今はもっと左寄りにセットしています。次にバックスイングは、体が右に流れてしまっていますね。目安となるのは右股関節で、そこよりも上半身が右側に出ているのもよくなかったです。

そして、一番変わったのはトップですね。手の位置が低くヘッドも下がりすぎ。ヘッドが垂れると遊びができてしまうので、クラブも体もブレていました。これはアマチュアにも多いオーバースイングの悪いパターン。手元を高く上げながら、ヘッドが下がらないトップを作るように気をつけてください。

これらを改善し、今のスイングはだいぶ変わっています。今季のツアーは中止や無観客試合となってなかなか観てもらうことができませんが、テレビやネットで観る機会があったら、私のニューバーションのスイングをぜひチェックしてください。

「この位置でもまだ低いですね」と渡邉。スイングアークが大きくなるように、手元をもっと高く上げるトップに改造したそうだ。「手元が高く上がれば、ヘッドも下がらなくなりますよ」（渡邉）

いかがでしたか？　解説を参考にして、自分のスイングの違いを比べてみましょう。

渡邉彩香
●わたなべ・あやか／1993年生まれ、静岡県出身。172cm。

写真＝中野義昌、小林司

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