
引退のニュースは誤報!? レキシー・トンプソンに真相を聞くべく突撃取材
昨年5月、全米女子オープンの練習日に、レキシー・トンプソンが「第一線から退く」という由の発表を行った。まだまだ現役バリバリの選手だと思っていたトンプソンの発表に、多くのファンや関係者に衝撃が走った。
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「ゴルフ以外の人生の大切なことに時間を使いたい」胸中を突撃

ただ、トンプソンのこの発表は「ツアーから引退して、今後は試合に出ない」という“引退発表”ではなく、あくまでも“出場する試合数を減らし、プライベートに時間を充てる”という趣旨だったが、“トンプソン引退”という意味合いで報道されたため、今年に入ったからも出場を続けるトンプソンに、「なんで出ている?」と疑問を持つ人も多くいた。

トンプソンは、昨年暮れにボーイフレンドからプロポーズされて婚約したことを発表。今年の試合では、プレー中には外していた婚約指輪をプレー終了後にはすぐさまキャディーバッグから取り出して左の薬指に付けるのがルーティンになっていた。

4月の「JMイーグルLA選手権」は今年出場3試合となったが、残念ながら予選落ち。しかし、翌週のメジャー「シェブロン選手権」では三日目まで優勝争いを演じ、最終的には14位タイでフィニッシュ。今年はシェブロン選手権まで4試合に出場し、3試合で予選通過している。

「引退するとは言っておらず、ゴルフ以外の人生の大切なことに時間を使いたいと思ったの。メジャーに出場するために予選会に出たりはしないけど、出られる試合には出て、試合に出れば全力でプレーします。今年は10試合に出場予定です」
と大きな石のついた婚約指輪を幸せそうに見せてくれながら語った。

限られた試合数とはいえ。レキシーは“引退“していない。出れば優勝するかも?という十分な期待を持たせてくれている。まだまだ注目だ。
フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。
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