
手打ち防止テクを女子プロが解説!切り返しで沈み込むのがポイント
ツアープロは、次のラウンドで好スコアを出すための練習をしている。
そんなプロたちがこれまでやってきた“実戦に役立つ上達ドリル”をアマチュアのスコアのレベルに合わせて紹介しよう。
イスに“座る”イメージの切り返しで“間”を作る

スイングが手打ちになっている人は、切り返しで「間がない」。私もこの「間」がなくなってカット軌道になってしまい不調だった時期がありました。そこで、切り返しの動きを意識した素振りでいい動き方に修正。ポイントは、切り返しの瞬間に思い切ってお尻を沈めることで、左のお尻を高めのイスに腰掛けるイメージの素振りをする。切り返しに間ができて、クラブがインサイドから下りてくるようになります。慣れてきたら、このイメージで実際に球を打ってみるのもアリですよ。

切り返しで左に踏み込むときに深く沈み込んで「間」を作り、そこから左ヒザを伸ばしながら振り抜く

切り返しに「間」がないと、手打ちのカット軌道になりやすいので注意が必要
沈み込む動作でクラブが落下する

座るように沈み込む動作によって、クラブが真下に落ちる。クラブをインサイドに振り下ろせる
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして、練習をしてみてください。

臼井麗華
●うすい・れいか/1998年生まれ、栃木県出身。158cm。18年にプロテスト合格。ツアー本格参戦2年目の20年は9試合に出場し、7試合で予選突破。ディライトワークス所属。