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ストロンググリップで強い弾道を手に入れよう!打ち方のコツは「左手首の角度を…」

参考にするスイングは振り方だけでなく、自分と同じグリップをしている選手をマネするのが効果テキメン!

あなたの左手のグリップを確認してください。その握り方と同じプロのスイングを手本に、グリップに合った正しい練習法をレクチャーします。

【画像左】ウィーク×松山英樹:操作性重視!
【画像中】スクエア×香妻陣一郎:ミート率アップ!
【画像右】ストロング×Y・E・ヤン:弾道が強くなる!

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【お手本:Y・E・ヤン】フェースの開閉を抑えたまま打つ

左手甲が正面を向くのがストロンググリップ。左手首が背屈する形になってフェースローテーションを抑えられるため、ボールのつかまりがよくなります。

右へ曲がるミスが防げて、強い弾道で飛ばせるのが長所ですが、ポイントはヤン選手のように腰をしっかり回して打つことです。腰を鋭く回転させるにはヤン選手のように、インパクトからフォローにかけて両ヒザを目標に向けていくのをマネするのもアリですね。

Drill63】背屈した左手首の角度をキープする

ストロンググリップは構えたときに左手首が背屈します。その角度をキープし続けることで、スイング中、フェースはスクエアか閉じ気味に なる。左手首の角度はトップで崩れやすく、背屈とは逆の掌屈になるとフェースがかぶって球が上がりにくくなるので注意してください。

Drill64】腰を回して挟んだボールを落とす

上半身だけで振るダウンスイングは、手首やヘッドがすぐに返ってしまう。腰を回して左サイドにスペースを作ることが大事で、アドレス時の手首の角度を変えずに振ることができます。これは、壁と腰の間にボールを挟んで落とすドリルが効果的。素振りでOKですが、きちんと腰を回転させるとボールはインパクト付近で自然に落ちる。この練習で腰を回すダウンスイングをマスターしてください。

いかがでしたか? ストロンググリップの方はY・E・ヤン選手のスイングを参考にしましょう!

Y・E・ヤン
●1972年生まれ、韓国出身。177cm、88kg。09年に全米プロでアジア人として初めてメジャーを制する。18年に日本ツアーに復帰し、中日クラウンズで優勝。19年は三井住友VISA太平洋マスターズで3位に入った。NOW ON所属。

レッスン=矢野東(右)、河野勝成(左)
●やの・あずま / 1977年生まれ、群馬県出身。05年にツアー初優勝をあげると、08年にはANAオープンとブリヂストンオープンでも勝利。FIVE ELEMENTSのCTO。フリー。
●こうの・かつなり / 1996年生まれ、山口県出身。高校卒業後ティーチングの経験を積み、現在は東京都港区のFIVE ELEMENTSを拠点に多くのアマチュアをレッスン中。

写真=圓岡紀夫、ゲーリー小林、中野義昌
協力=FIVE ELEMENTS

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