馬場咲希、父との関係を語る!「一緒にいすぎて嫌いにならない」

昨年暮れのQシリーズでは、最終日・最終ホールで6mを超える長いバーディーパットをねじ込み、今季のLPGA出場権をギリギリで掴んだ馬場咲希。

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「一緒にいすぎて嫌いにならない」父との関係を語る

そして挑んだ今年の開幕戦では、補欠1番目という順位で現地で待機していたものの、なんとLPGA側のミスにより出場権が降りてこなかったというアクシデントにも見舞われ、試合に出場できずに会場を後にした(*ミスがなければ出場できていた)。

そんな苦境にめげず、6月末までに出場した10試合で予選通過7試合、トップ10が3回と好成績を上げ、来季の出場権もほぼ確定させている。ルーキーとしては順調な活躍と言っていいだろう。

そんな馬場には、父・哲也さんが傍にいる。二十歳になったばかりの馬場咲希にとって、父との関係はどんなものなのだろうと、ティーンエイジャーの娘を持つ筆者も気になり、尋ねてみた。

Q.女子は年頃になるとお父さんのことが嫌いになることがあるって聞いてますが、馬場さんの場合は?

咲希:「一緒にいすぎて、(嫌いに)ならないかもしれない。子供の頃、ゴルフにはお父さんがついてきてくれることが多くて、(自分には)姉と妹が二人いるんですけど、ほかの姉妹から『いいなあ』って言われることもありました。羨ましいことだったし、咲希だけについてきてくれることはありがたいことなんだなあってちょっとだけ思ってました。

今はご飯を作ってくれたり運転してくれたりするのは大変だし、お父さんは仕事をやってたから、今この歳になって大変なことなんだなあって気づきました、去年ぐらいに(笑)!去年、エプソンツアーをお父さんがいない状態で一人で転戦することが多くて、それで気づいたんです(笑)」

Q.ほかの姉妹との関係は、どうしてたんですか?

咲希:「他の姉妹はスマホとかもめちゃめちゃ昔から持ってたんですけど、咲希だけ高校に入った後に初めて買ってもらってました」

:「夢があるかどうかですよね。こいつ(咲希)は大変だから」「この前、妹に『ゴルフやってみたい?』って聞いたら『絶対にやらない!』って(笑)」

Q.そんなところでバランスを取ってたんですね。お父さんを嫌いって思ったことはない?

咲希:「それはない」

:「こっちがある(笑)」

咲希:「パパに嫌がられる、たまに(笑)」

馬場がQシリーズで今季の出場権を得た際、哲也さんは「日本のステップアップツアーやエプソンツアーでもう1年ぐらい修行してもよかったんじゃないかと思う」とLPGAへの参戦を心配していた。そんな不安を払拭するかのような馬場咲希の成績と笑顔は、父への最高の恩返しになっている。今後のますますの活躍に期待だ。

フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

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