
プロの使用者が増加中の話題パター!鹿又芳典が解説!
今年のギアで1番の話題といえば“ゼロトルク系”パター。
人気のクラブメーカーからも発売されて大ヒット中だが、どんな性能をもち、どんなゴルファーに合うのかを鹿又が解説!
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【L.A.B.GOLF】
PGAツアー選手の声を反映しながら5年かけて「顔と打感」を進化

ゼロトルク系パターブームの火付け役となった「L.A.B.ゴルフ」ですが、じつは今年からはじまったブームではありません。海外ツアーでは、2019年ごろからアダム・スコットやルーカス・グローバーが使いはじめて、その後はリッキー・ファウラーやフィル・ミケルソンなども使用。ツアー選手が使うことによって、選手からのフィードバックを新モデルに反映して、どんどん完成度が高くなってます。今年の全米オープンで優勝したJ・J・スポーンが使っていた「DF3」は、アダム・スコットが使っていた「DF2・1」を小さく改良したヘッドです。
「L.A.B.ゴルフ」は、完全なゼロトルクなのでもっともストレートかつ、スクエアに動かしやすい。そのうえで構えやすさや大きさのバランスを整えています。プロの使用者が増えたことによって、打感もどんどんよくなりました。

日本ツアーでも使用者が急増中です

「テークバックを真っすぐ引きやすくて、ヘッドがフラフラする感じがいっさいありません」
DF3

「L.A.B.GOLF」 のなかでももっともプロの使用者が多い「DF3」。リッキー・ファウラーなどが使用
【SPEC】
●実効ロフト角/3度
●ライ角/69度
●長さ/33、34、35インチ
●価格/11万円
OZ.1

アダム・スコットが共同開発した同社初のカマボコ型。アダムに敬意を表して名称をオージー(OZ)に
【SPEC】
●実効ロフト角/3度
●ライ角/69度
●長さ/33、34、35インチ
●価格/11万円
MEZZ.1 MAX

前作からヘッドサイズを20%アップさせたことで「L.A.B.GOLF」 史上最大級の慣性モーメントを実現
【SPEC】
●実効ロフト角/2.5度
●ライ角/69度
●長さ/33、34、35インチ
●価格/11万円
いかがでしたか? L.A.B.GOLFのゼロトルク系パターをぜひ試してみてください!

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。
構成=野中真一
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール
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