
ワッグル主催「WGW」をレポート!試打会で注目のモデルは…
ワッグルの1日体感型イベント「WGW(ワッグル ゴルフ ワンダーランド)」(10月6日・平川CC) が無事終了。
小誌でもお馴染みの人気コーチたちのレッスンや新作クラブの試打会、 9ホールプレーと、上達に必要なこと“全部入り”!最後まで笑顔の絶えない濃密な1日を、ダイジェストでレポートします。
【関連記事】まさに「全アマチュア向け」! 飛ばせる“限定シャフト”がついに発売開始!
「上達レッスン・ラウンド・最新ギア試打」WGWレポート

【TOPICS1】人気コーチ陣がスイング診断&レッスン!

スイングの悩みを聞きながら、3人のコーチが個別にレッスン。参加者も“目からウロコ”の充実した時間だったようだ
【TOPICS2】スタート前クラブ相談コーナー

「ドライバーがスライスする」「アイアンがダフりがち」など、参加者のミスの傾向を聞きながらクラブ診断。カリスマクラブフィッターの適切なアドバイスは、スタートを忘れるほどだった
【TOPICS3】“美女とわっほー” のアプローチレッスン

「わっほー」こと岩男健一プロと竹村真琴プロがアプローチの悩みをズバッと解決。デモンストレーションも間近で見れて、参加者は大興奮!
【TOPICS4】名門コースでのラウンドも堪能

千葉の名門「平川カントリークラブ」をラウンドできる機会は貴重。今年張り替えられたバミューダグリーンは最高のコンディションで参加者を迎えてくれた
参加賞はプロも使用する話題のティー

参加賞は、男子ツアープロも使用する「ダイヤストロングティーロング」。高い耐久性と半透明のカラーリングが特徴
試打会は“話題&最新モデル”がズラリ!

ドライビングレンジやアプローチ練習場、そしてコース内の1ホールを使い、人気メーカーのクラブ&シャフト試打会も行ないました。発売されたばかり、話題の最新モデルも試すことができ、ゴルフ大好きな参加者にとってはまさに“ワンダーランド”でした。

ワッグルオリジナルシャフト「Wave」もお披露目!

発案から完成まで3年かけて「全アマチュア向け」を実現したワッグルオリジナルシャフトの「Wave」もお披露目され、その実力を参加者が体感。「振りやすいし、飛ぶ!」との声が多かった
【日本シャフト】
N.S.PRO MODUS³ HYBRID HL

「方向性」のスチールと「高打ち出し」のカーボンの特性を“いいとこ取り”した複合モデル。「HL(High Launch)」は、従来のモーダス³ハイブリッドよりも打ち出し角をかせぎやすい設計だ。UTで“上がる・つかまる・止まる”を安定して再現したい人へ、新しい選択肢となっている。
SPEC
●重さ/91g ●キックポイント/元調子 ●価格/2万7500円
●問い合わせ/日本シャフト https://nipponshaft.co.jp/
圧倒的方向性!早速リシャフトを考えたい

シャフト全体はややしっかりめなので、インパクト前後で暴れることがなく、ラインを出していきやすいです。かといってハードすぎるわけではなく、手元のマイルドさがいい感じに振りやすくしてくれています。振りやすいし、曲がんないし……。リシャフトしない理由がないかも!
【グラファイトデザイン】
TOUR AD FI

つかまりすぎないフェードバイアスながらも「高初速×高打ち出し」を掲げる新世代TOUR AD。低重心化・低スピン化が進む最新ヘッドトレンドに合わせ、先端を特殊補強する「トルネードチップテクノロジー」を搭載。つぶれ・ねじれを抑えた効率伝達でボールスピードを確保する。
SPEC
●モデル(重さ)/FI-4、5、6、7(49~79g) ●キックポイント/中調子 ●価格/4万6200円
●問い合わせ/グラファイトデザイン https://graphitedesign.gd-inc.co.jp/tourad/
強いボールで“前に前に”飛んでいきます

振り感がしっかりしたシャフトなので、普段使っているフレックスよりも、ひとつやわらかいモデルを試してみたら、これがビンゴ。ボールはしっかりと高く上がりつつも、強いボールで“前に前に”飛んでくれるのが印象的でした。飛距離アップの可能性、感じちゃいましたよ。
【ダンロップ】
クリーブランド RTZ ウエッジ

独自の合金「Z-ALLOY」を使用することで打感・耐久性が向上。溝精度を高めた最新テクノロジーでドライ、ウェットなライを問わず、安定したスピン性能を発揮する。ソールは「FULL・MID・LOW・ADAPT」の4種を用意し、ADAPTはフェース“全面溝”かつ、ハイ・トゥ設計なので開いても使いやすい。
SPEC
●ロフト角(度)/46、48、50、52、54、56、58、60、64度 ●価格/2万4200円~
●問い合わせ/クリーブランドゴルフ https://sports.dunlop.co.jp/golf/clevelandgolf/
SRIXON Z-STAR ◆はスピン性能も抜群

Z-STARシリーズの“新顔”でもある「◆(ダイヤモンド)」で試打を実施。「今まで打ったボールのなかで1番スピンが入ります!」という参加者もいた
フェースに乗る感覚が気持ちいい!

実際に芝から打つことができたので、とても性能がわかりやすかったです。まずは打感ですが、とてもやわらかく、フェースへの乗り感がバツグン。長くフェースに乗っている感覚があるぶん、出球のコントロールがしやすいですね。スピンもしっかり入っているし、総合力の高いウエッジだと思います!
【フォーティーン】
DXドライバー

飛距離アップにはヘッドスピードを上げることが必要不可欠な要素。その物理的優位性を最大限に活用するため、軽量ヘッドにこだわり、とことん飛距離性能を追求。フォーティーンのノウハウをつぎ込んだ4つの軽量ヘッドを展開し、アマチュアの幅広いニーズに応える。
SPEC
●ロフト角/10.5度(±1°ロフト調整可能) ●長さ/45.25、45.75インチ ●価格/11万円
※DX 001~004 の4モデル展開
●問い合わせ/フォーティーン https://fourteen.jp/
どこに当たっても真っすぐ飛んでくれます!

とにかく直進性が強いのが好印象!フェースの芯に当たっていないときでも真っすぐ飛ぶし、飛距離のロスも少ない。アマチュアは毎日の調子の移り変わりが激しいけど、ウェイト調整機能が効果テキメン。ラウンド前の練習で、その日の自分に合わせられるのが心強いです。
【USTマミヤ】
ATTAS RX ULTRA BLACK

「元調子=難しい」という時代はもう終わった! 骨・筋肉・皮膚を模した3つのバイアス層を均等配置する「Tri-Syncテクノロジー」がシャフト挙動の再現性を高め、安定した方向性と振り抜きを両立する。カウンターバランス気味なので、少し重めのヘッドとも相性がいい。
SPEC
●モデル(重さ)/UB- 4、5、6、7(44~75g) ●キックポイント/元調子 ●価格/4万4000円
●問い合わせ/USTマミヤ https://ustmamiya.co.jp
打ち出しが高くなる元調子ってはじめて打ちました!

元調子系のシャフトは好きなのですが、際立って振りやすく感じました。カウンターバランスの効果なのか、いつもは50グラム台のシャフトを使っているのに60グラム台でも同じように振ることができる。高打ち出し、かつスピンが少ないボールでぶっ飛んでくれそうです。
【テーラーメイド】
MG 5 ウエッジ

MGシリーズ初の“軟鉄フル鍛造”ボディでソフトな打感を追求。新開発のグルーブカッターで刻まれた溝とあらゆる環境下でも安定したスピン性能を発揮する「スピントレッドデザイン」、さらにRAWフェースの組み合わせで、スピン性能を極限まで高めた。グラインドの種類が豊富で、ライや打ち方に応じた最適解を選びやすい。
SPEC
●ロフト角(度)/46、48、50、52、54、56、58、60度 ●価格/2万9700円~
●問い合わせ/テーラーメイド https://www.taylormadegolf.jp/
TP5シリーズも試打できた!

ウエッジの試打用のボールは、テーラーメイドのツアー系ボールTP5シリーズを用意。参加者は芝の上からボールを打ち比べ、そのスピン性能を体感していた
ちょうどいいコントロール性能

サイズ感が大きすぎず小さすぎず、ちょうどいいコントロール性能になっていますね。とくに、私はバンスの少ない「LBグラインド」がドンピシャでした。ローバンスの弱点である「刺さりやすさ」はまったくなく、かつフェース面が自分の手のようにコントロールできるのが好印象です。
【フジクラ】
SPEEDER NX GOLD

評価の高かった「NX GREEN」の設計思想を継承しつつ、45度層以外のバイアス層を積層する新テクノロジー「DHX」と可変トルク設計の「VTC」でインパクトでの挙動安定と初速アップを両立する。4重量帯と豊富なフレックスをラインアップし、幅広い層が使えるモデルになっている。
SPEC
●モデル(重さ)/NX GOLD 40、50、60、70(44~73.5g) ●キックポイント/中調子
●価格/4万9500円
●問い合わせ/Fujikura https://www.fujikurashaft.jp/
自分の打球とは思えないほどボールが高く上がりました!

今、自分が使っているシャフトよりボールがとても高く上がってくれます。イメージ的には倍くらい上がっている気がする(笑)。カスタムシャフトって女性にはハードなのかなと思っていたけど、振りやすくてラク! 40グラム台からあるので全然苦にならないです。
いかがでしたか? 参加者の皆さま、ありがとうございました。次回のイベント開催もお楽しみに!
構成=石川大祐
写真=田中宏幸
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