
「ティー刺しドリル」で芯食いが身に付く!女子プロのパター練習法
ドライバーが飛んだ。アイアンもグリーンに乗った。しかし、3パットしてしまったらそこまでのナイスショットがすべて台無しになってしまう。最後の最後でミスしないパッティングをレッスン!
ヘッドを浮かせてヒットすると上下の打点のブレを抑えられる

ヘッドの上っ面に当たって転がりが悪くなるのを防ぐ。いつも芯でとらえることで安定感とスムーズな転がりを得る
パッティングの距離感が合わないときは、ボールをパターの芯で打てていないせいで、転がりがバラついていることが多いんです。パターの芯は左右方向ばかり気にしますが、意外と見落としがちなのが上下方向。とくに大型ヘッドのパターなどではペタッとソールして構えるとフェースの上側に当たりやすいんです。
そこでボールの手前にティーを深く刺して、そこにヘッドが当たらないようにストロークする練習をしてみましょう。上下の打点がそろいやすく、芯でヒットできるので、距離感も合うようになります。

ティーにヘッドが当たるのは、軌道が低くなって上っ面に当たっている状態

ボールの赤道をヘッドの中心で打ち抜けば、ボールの転がりが安定して距離感もそろう
いかがでしたか? ぜひ、レッスンを参考にして練習してみてください。

淺井咲希
●あさい・さき/1998年生まれ、兵庫県出身。2017年にプロテストに合格し、2019年の「CATレディース」で初優勝した黄金世代。小杉カントリークラブ所属。

































