ダフリやチョロのミスをなくすには?女子プロがラフからの打ち方をレッスン

向かい風、逆目ラフ、中途半端な距離など予期せぬシチュエーションに遭遇してもあせらずに対応したいもの。そんな場面で役立つヒントをプロがレッスンします!

【関連記事】まさに「全アマチュア向け」! 飛ばせる“限定シャフト”がついに発売開始!

高くティーアップして肩から肩の振り幅でボールをクリーンに打つ

レベルブローでボールをとらえよう!
高くティーアップしたボールをレベルブローでクリーンに打つイメージなら芯でとらえられる

ボールがラフにあるとき、沈んでいたら脱出優先で打ち込むしかありませんが、ボールが浮いているときはうまく打てばしっかり飛ばせます。でも打ち込みすぎるとフェースの上っ面に当たって全然飛ばせませんし、アッパーに打っても下っ面に当たってトップやチョロをしてしまいます。

ラフでボールが浮いているときは、レベルブローでボールをクリーンに拾って打つことが大事。高くティーアップした球を打つようなイメージで、軸を意識して頭を動かさず、コンパクトに振ればナイスショットできますよ。

短く持ってコンパクトな振り幅で(左)フィニッシュはこのくらい(右)

芯で打つには大振りは厳禁。クラブを短く持って、肩から肩くらいの小さな振り幅でコンパクトにスイングしよう

打ち込んだりあおって打つと芯に当たらない

浮いている球をアッパーに打とうとすると(左)下っ面に。打ち込むと(右)上っ面に当たるミスになる

頭の位置が変わらないようにスイングする

アドレスからインパクトまで、頭の位置が変わらないように注意。軸を意識してシャープに回転しよう

頭の位置が左右にズレると、軸もスイング軌道もズレてミスヒットしてしまう

いかがでしたか? クリーンに打つ感覚を大事にしてください!

工藤遥加
●くどう・はるか/1992年生まれ。埼玉県出身。11年にプロテストに合格し、その年の新人戦「加賀電子カップ」で優勝。プロ野球選手の父譲りのフィジカルで切れ味鋭いショットが武器。セガサミーホールディングス所属。

構成=小山俊正、鈴木康介、三代崇
写真=中野義昌、小林司

【あわせて読みたい】

“激スピン”で話題のウェッジを石井良介が試打!即買い換えることに…!?

竹村真琴、“初の写真集”が発売!

関連記事一覧