パットで最も苦手なこと第1位は?ゴルファー400人に聞いた

パターに自信が持てず、せっかくフェアウェイまでは順調だったのに、グリーン上でスコアを崩してしまう。そんな経験をしたことがあるゴルファーは多いのではないでしょうか。

パーソナルゴルフレッスン「Chicken Golf(チキンゴルフ)」を展開する株式会社クリアは、運営メディア「ゴルフの学び舎」(https://chicken-golf.com/column/)にて「パッティングに関する実態調査」を実施。男女400人を対象に、パターに対する苦手意識や技術的な課題、練習方法やクラブの選び方などを調べました。

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7割以上が「パッティングは苦手」悩みの種は「距離感」と「方向性」

まず、パッティングに対する得意・不得意を聞いたところ、実に約7割以上のゴルファーが「パッティングは苦手」と感じており、「得意」と答えた人はごく少数でした。パターは“転がすだけ”のように見えますが、数センチのズレがそのままスコアに直結します。その繊細さや、練習環境の少なさが、強い苦手意識につながっていると考えられます。

またパターで感じている技術的な課題について聞いたところ、距離感(オーバー/ショートが多い)が63.3%(253人)、方向性(思ったラインに打ち出せない)が50.5%(202人)という結果になった。

スコア帯別に見ると、ラウンド未経験や150以上の層では、「距離感」と「方向性」の両方に課題が集中し、100〜120台の層では「距離感」が最多。80〜90台の層では「方向性」が多くる傾向が見られました。スコアが上がるにつれて、悩みの主軸が「距離感 → 方向性 → ストロークの安定性」と段階的に変化していくことが分かります。

1mパットが「プレッシャー距離」に 6割以上が「外すかも」と不安

1メートル程度のパットを打つときの心境については、「外すかもしれない」と不安になる人が6割を超え、「必ず入る」と自信を持っている人はわずか4.3%にとどまりました。

特に「パッティングが苦手」と答えた291人のうち、193人(66.3%)が1mパットで不安を感じており、「苦手意識」と「プレッシャーの強さ」は密接に結びついていることがうかがえます。

1mパットは本来、プロや上級者にとっては“ほぼ入れたい距離”ですが、多くのアマチュアにとっては「外したくない」「見られている」といった心理的負荷が大きく、技術以上にメンタルの影響を受けやすい距離であると言えます。

36パット超が約7割、ルーティン徹底はわずか5.8%

1ラウンドあたりの平均パット数については、「36〜40」と答えた人が最も多く、「41以上」と合わせると67.8%(271人)が平均36パット超という結果でした。平均2パット以内に収められていないゴルファーが、全体の約3分の2にのぼることになります。

ドライバーやアイアンがある程度安定していても、グリーン上での取りこぼしが積み重なることで、最終的なスコアに大きな差が生まれてしまいます。裏を返せば、パターを改善することは、他のクラブ以上に“効率の良いスコアアップ手段”だとも言えるでしょう。

またパッティング前のルーティンについても聞いたところ、「毎回必ずしている」という人はわずか5.8%にとどまり、多くのゴルファーがルーティンを徹底できていない現状が見えてきました。さらにルーティンを取り入れていない人ほど「パッティングが苦手」と感じる割合が高く、ルーティンの有無は、心理的安定とストロークの再現性に大きく関係していると考えられます。

練習方法とパター選びの実態 多くは「自己流」と「譲りもの」

パターの練習方法については、「練習場」と「自宅のパターマット」がほぼ同率で最も多く、取り組みやすい環境での自己流練習が中心となっていることが分かります。一方で「ほとんど練習しない」「ラウンド前だけ」といった層も一定数存在し、継続的な練習習慣が身についていない人も少なくありません。

現在使っているパターを選んだ理由については、「知人や家族から譲り受けた」で、約4割を占めています。一方、「フィッティングを受けて選んだ」人はわずか2.5%にとどまり、多くのゴルファーが“なんとなく手元にあるパター”を使っている実態が明らかになりました。

さらに、譲り受けたパターを使っている人のうち123人が「パッティングが苦手」と回答しており、
自分の体格やストロークに合わないクラブが、距離感や方向性の不安定さにつながっている可能性も考えられます。

今回の調査から、パターでスコアを崩しやすいゴルファーには、次の3つの要因が重なっていることが見えてきました。

・ルーティン化で不安を和らげる(メンタル)
・距離感や方向性を磨く基礎練習(技術)
・フィッティングや専用練習環境の活用(環境)

特に1m前後のショートパットはプレッシャーが強く出る距離だからこそ、メンタルと技術の両面を支える環境づくりが欠かせません。正しいフォームや自分に合ったクラブを知ることは、パターへの苦手意識を克服する大きな一歩になります。

一人で改善するのが難しいと感じる場合には、プロのレッスンを受ける、フィッティングを通じて自分に合ったパターを選ぶといった方法も効果的です。パターの改善はスコアアップに直結するだけでなく、ゴルフそのものをより楽しく、自信を持ってプレーできるきっかけにもなります。

長年のパターの悩みから抜け出したい方は、プロによるレッスンやフィッティングを一度検討してみてはいかがでしょうか。

いかがでしたか? パットでお悩みの方は参考にしてみてはいかだだろうか。

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