
武井壮が唸る、「運動の天才」を紹介!22歳の異端なスター候補とは?
百獣の王こと武井壮が、プロゴルファーを目指していろいろな経験を積むのがこの企画。今月のゲストは、現在プロテスト受験中の22歳の学生・小田圭将。縁あって武井と出会うが、その類稀な才能と能力に武井もゾッコン!来季の男子ツアーの最注目選手として、いち早く紹介しよう。
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武井壮が唸る「運動の天才」異端なスター候補小田圭将に刮目せよ!

武井:今月は、いつもの対決ではなく、僕の“推しプロ”を紹介させてください。
小田:小田圭将です!よろしくお願いします!
武井:圭将くんは、22歳の大学4年生で、6月の中旬にプロ宣言したばかり。出会いは今年の3月に僕がスポンサーも務めたミニツアー「FJツアー百獣の王カッププレゼンツバイ武井壮&ゴルフパートナー」でしたが、そのプレーオフに進出した3名のうちのひとりが当時はアマチュアの圭将くんでした。
小田:あの大会は武井さんも出場されていて、スタート前とプレー中はお会いできなかったので、プレーオフを見にきて盛り上げてくれて緊張しました(笑)
武井:緊張しているわりには、ティーショットをズバコン!!と360ヤードくらい飛ばして「なんじゃこのアマチュアは?」と思いました。
小田:アドレナリンも出ていたと思います。あのとき考えていたのは、ほかのプロが刻んだとしても絶対にドライバーで打つ。アマチュアだったのでアマチュアらしく。ドライバーでプレッシャーをかけようという作戦でした。
武井:そのティーショットが飛びすぎて、一般ゴルファーの3打目くらいの位置まで飛んで、ディボッド跡に入ってしまう不運にも見舞われてしまいましたね。
小田:はい。敗れはしたもののいい経験になりました。武井さんの冠試合は有名なツアープロもたくさん出るみたいで、今後こういう舞台で勝つための経験を積みたいと思って出場しました。結果2位でしたが、前半のスコアは30。後半は伸ばしきれませんでしたが、トータル8アンダーで回れました。
武井:経験という点では、出場した選手のなかではもっとも少なかった、というか、その後お話を聞いたら、すべてのキャリアを足してもゴルフ歴は5年半くらい?小田小学校のころに2年半、大学に入ってから3年ちょっとなので、今が6年目です。
武井:それでいて飛距離も出るし、ビッグスコアも出せる圭将くんのゴルフにはとても魅力があるな、と感じました。
小田:ありがとうございます!
武井:今後はプロの道へと進みますが、どんなビジョンを描いていますか?
小田:7月頭のプロテスト2次も通過できましたし、最終テストではトップ合格を目指します。また、先日プロ宣言したのは今年のQTも受験するためで、QTのファイナルでも上位に入り、来季のツアーに出場したいです。
武井:ツアープロになってからの目標は?
小田:日本オープンで優勝したいというのが1番で、そこから開けていくことが多々あるかな、と。いずれは海外ツアーにも挑戦したいです。
武井:なるほど。でも、僕の勝手な希望と期待なんですが、USGA(全米ゴルフ協会)のハンデキャップをとって、アメリカのQTに出てツアーカードを獲りにいっちゃうのがいい気がするんですよね。もう下部ツアーに出てもおもしろい選手だと思います。
小田:大学生になってから海外のゴルフ場でプレーはしていないのですが、以前、武井さんもおっしゃられていた僕の武器やプレースタイルを活かせるのは海外かも、と感じてはいます。ただ、僕は恵まれたゴルフ環境にいなかったなかで奇跡的にゴルフを再開できて、そんな僕をサポートしてくれるお世話になっている人たちに恩返ししたいという気持ちもあっての選択なんですが……
武井:僕が20代のころ、アメリカゴルフ留学中にPGAに上がっていった選手の体と能力に近くて、圭将くんのプレーやスイングを見ると彼らのことを思い出すんですよね。
小田:本当ですか?光栄です!
武井:すでに、日本のゴルフ場でのプレーがきゅう屈に感じることがあるのでは?
小田:じつはあります。今は練習やラウンドなどが優先で、動きを抑えられないくらいになってきたのでウエイトトレーニングも必要だったり、すべてにおいてまだまだですが、試合でもドライバーを持てないホールが増えてきて、飛ぶけど曲がることもあるので自分の持ち味がちょっと出しにくいところがあって……
武井:つねに18ホールのトータルが7000ヤード台中盤はあって、曲げても隣のホールから狙えちゃう。「とにかく飛ばせ!」みたいなコースのほうが合うかもしれないし、自分のポテンシャルを100出せる。もっと気持ちよく振ってしっかり飛ばして、高い球でビタンビタン止める。それをベースに作っていったら、もしかしたら将来すごいことが起きそうな予感がします。
小田:貴重なご意見ありがとうございます。大学1年のころのスコアは80台前半だったのが、自分でもまさかここまで伸びるとは思っていなかったので、考え方も進む方向も転換が必要なのかもしれません。
武井:伸びしろしかないし、標準装備の能力は、間違いなくアメリカ向き。どんなものなのか経験してみたら意外と「いける!」と思うかも。日本人のプロではなかなかできないゴルフができるから、武器をなくさないでほしい。
小田:アメリカに連れて行ってください!一緒に行きましょう!こういう機会も含めて本当に感謝しかありませんし、武井さんにも勝てるようになります!
武井:今回は、飛ぶし、長いアイアンもアプローチも単にうまいだけでなく、ゴルフという運動においては天才的な動きとセンスをもつ「USPGAが見える逸材がいますよ」という選手を紹介する回。なのに!僕が9ホールを1アンダーで回って勝たせていただきました(笑)。ほぼホームコースの利で、100回やったら1回勝てるのがきた感じでしたが!
小田:ナイスプレー!完膚なきまでにやられました!(笑)
武井:今日は小田くんの飛距離を気にしないようにプレーしました。グリーンに乗ってからが勝負だと。
小田:その作戦に完全にやられました。1対1のサシでの勝負は久しぶりでしたが、マッチプレーのような勝負のときは、終盤で追いつき突き放すパターンが多く、今日も7番ホールで追いついて僕の勝ちパターンだったのに。
武井:圭将くんは、はじめてのコースというハンデもあるし、勝つなら今日しかないと必死にグリーンに噛みついていきました。
小田:昨夜は万全の体調にするため12時間くらい寝て、夢のなかでは6アンダーくらい出ていたんですが(笑)
武井:夢のなかで使い果たしちゃった?
小田:そうかもしれません(笑)。すぐ、リベンジをお願いします!
武井:とにかく1勝したので、圭将くんが活躍するほど僕は「あの小田圭将に勝ったことがある」と自慢できる。本当にいろいろな選手を見てきたなかで、間違いなく逸材なので、このコーナーを見て、彼のツアー挑戦をサポートしたいという方がいたらぜひご連絡いただけたら、と思います。
小田:よろしくお願いします!
武井のティーショットは左のフェアウェイバンカーに入りピンチ!しかし、2打目を3メートル弱につけてバーディチャンス!グリーンエッジ手前からの小田のアプローチは、傾斜に流されて3メートル弱に。勝負の行方はグリーン上へ!
Oda’s Driver Swing

PlayScene ハイライト


バックティーからの9ホール。8番まではお互い1バーディ、1ボギーのイーブンで最終ホールへ。362ヤードのパー4は距離こそ短いがタイトなロケーション。小田はティーショットをグリーン手前の花道まで運び(飛距離330ヤード)、大きなアドバンテージをとった。

武井のティーショットは左のフェアウェイバンカーに入りピンチ!しかし、2打目を3メートル弱につけてバーディチャンス!グリーンエッジ手前からの小田のアプローチは、傾斜に流されて3メートル弱に。勝負の行方はグリーン上へ!

武井からのパットを沈めてバーディゲット!小田はカップをかすめてパー。武井1アンダーで勝利。武井は前回のラウンドから2連続「35」。しかも難攻、平川カントリーのバックティーからの1アンダーは素晴らしい!

圭将よアメリカに渡れ!

圭将くんは「ゴルフに向いている運動の才能」を強く感じる選手。卓球がベースにあるというのがすごく大きくて、卓球で培ったボールタッチ、ラケットの面の使い方がゴルフのフェースの使い方にも通じていてフィーリングが出まくっている。クラブが暴れないヘッドの入り方をするから振っても球がよじれないし、練習すればするほど、振れば振るほどうまくなっていくタイプ。今のPGAの選手の体の使い方に近くて、アスレチックではあるけど繊細なフィーリングが乗っかっている。僕のようにクラブの動きを邪魔してしまうゴルフに向かない体の挙動をしないから、よりボールをしっかりと拾って、より高く飛ばしていくゴルフをすればするほど伸びる可能性を感じます。そこに、この体のサイズ。フィジカルもトレーニングをするほど、さらにコントロールできるようになり、コンパクトでライン出しのようなショットで飛距離を伸ばせる。そういうゴルフができる人は日本ではなかなかいない。お父さんがプロ野球の1軍で活躍した選手というのもあって、DNAや頭のなかも運動に対して繊細。今回一緒にラウンドしてみて、日本という器に収まらないゴルファーというのを確信。海外で活躍する姿を早く見せてほしいですね(武井)
大きな飛距離も魅力だが、本格的に卓球に取り組んだ異色の経歴が随所に活かされ、アイアンやアプローチも非凡な才能を感じさせる

武井壮
●たけい・そう/スポーツ、芸能の枠を超えて活躍するマルチタレント。テレビ東京系列で「武井壮のゴルフバッグ担いでください」(日曜朝10:00から)をオンエア中。YouTube「武井壮百獣の王国」も更新中。
●オフィシャルサイト
gogotakei.com/
●X(旧Twitter)アカウント
@sosotakei
●インスタグラムアカウント
sosotakei

小田圭将
●おだ・けいしょう/2003年生まれ、東京都出身。186cm、84kg。立教大学4年生。ゴルフは小学生のころにはじめたが、中・高校は卓球部に入部。高校3年生から大学1年生までは、あの水谷隼も契約(現・同社のスポーツアンバサダー)していた木下卓球アカデミーでコーチを務め、ジュニアを指導。大学進学から本格的にゴルフをリスタート。3年生8月までゴルフ部に所属するが、プロテスト受験のために退部。大学在学中のおもな成績は、23年「茨城県オープン」ローアマ、「日刊アマゴルフ全日本大会」3位、学校対抗戦Cブロック優勝。ミニツアーのアマチュア優勝が複数回。現在は、プロテスト合格とQTでの来季男子ツアー出場権獲得を目指す。
写真=竹田誉之
協力=日神グループ 平川CC
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