
男子プロ3人がスコアアップの秘訣を伝授!読めばゴルフがすぐ上手くなる
練習もラウンドも”なんとなく打つ”では、うまくならない、成功しない!
とくに苦手なショットは「あれをやってみよう、試してみよう」とテーマをもって挑むのが克服の近道!
その”テーマ”と”閃き”を与えるワンポイントレッスンをお届け。
次の練習やラウンドで早速、実践してみよう!
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「スタート前の練習」は長さの違う5本を選択
球の行方よりもリズム重視

「スタート前の練習を見ただけで、その人が好スコアを出せるかどうかがわかります」という森山。クラブ選びや何を重視してスイングしているのか、球数の配分など、好スコアにつながる練習の仕方を伝授する。
ラウンドスタート前の練習は、長いクラブのみ、あるいは短いクラブのみの練習だと、ラウンド中、練習しなかった長さのクラブを振る際に、体が対応できなくなってしまいます。必ず、長いクラブから短いクラブまで、まんべんなく打ちましょう。
たとえば、ドライバー、フェアウェイウッド、ユーティリティ、ミドルアイアン、ショートアイアン(ウエッジ)の5本をチョイスしておけば、ほかの番手の長さにも対応できる準備ができます。

15、30ヤードを打てるか確認

まずは、ボールを打つ前に素振りを何度も行ない体を温める。その後、短いクラブから打ちはじめ、ウエッジで15、30ヤードを打てるかを確認。ミドルアイアン以降のクラブは狙ったところにボールを打てるかを確認。全部で30球打つとしたら、1本につき6球。たとえ当たらなくても次のクラブに移ろう

ボールの行方よりもスイングリズムに集中

朝の練習では、いかにバランスよく振るかが大切。狙ったところにボールを打てない人は、スイングリズムが悪くて振り切れていないケースが多い(×)。長いクラブはゆっくりと、短いクラブは少し速めのリズムで振りながらカッコいいフィニッシュをとるのが基本(〇)。普段の練習から、最初の30球はスタート前の練習と考え、スイングリズムを気にしながらボールを打っておくと、本番スタート前の練習もより効果的に行なえる
「番手の距離が変わらない」ならば”手打ちショット”でクラブに仕事をさせる!

アイアンの番手ごとの飛距離が出ない。とくに「ショートアイアンでも」となる人はヘッドスピードを出せていない打ち方をしている可能性大。クラブに仕事をさせる感覚を身につけ、ヘッドスピードアップで飛距離差が出るようにしよう。
アイアンショットの場合、ボールを上げる意識が強いとインパクトでロフトが寝てしまうので、本来の飛距離が出せません。とはいえ、無理にインパクトでロフトを立てようとしても上体が目標方向に突っ込むなどでヘッドスピードが上がらず、やはり飛距離が落ちます。
番手どおりの飛距離を得るには、まずはクラブに仕事をさせること。最初は手打ちでいいので、ヘッドの開閉を意識しながら、ボールを軽くポーンと打ってみましょう。グリップもゆるめで、ヘッドが走る感覚を得たら、徐々にスイングを大きくしていきます。

ボールを高く上げようとしない!

ボールを上げる意識が強いと、ロフトが寝てしまいその番手本来の飛距離が出ない。ヘッドスピードも上がらない
ロフトを立てても飛ばない

無理にインパクトでロフトを立てようとすると、上体が目標方向に突っ込みやすい。これもヘッドスピードは上がらない
フォローでは右手甲は上
左手甲は下を向ける

手打ちでハーフショットしてみよう。力は不要、バックスイングで開いたフェースをしっかりと閉じることができるかどうかが重要。フォローでは右手甲を上、左手甲を下に向けた形になることを意識しよう
グリップゆるめでポーンとボールを打つ

ボールを打つときは、グリップはゆるめ。手打ちでポーンと打つイメージで、フェースの開閉はマスト。その打ち方で2本の飛距離、たとえば8番と9番の距離の差を感じよう
「スライスする」とはかぎらない
7番以下のクラブでは“引っかけ”に注意!

左足下がりのライは、スライスが出る。そう思って打ったら、引っかけてしまった。じつは、長いクラブはスライスが出ても、7番アイアン以下の短いクラブでは引っかけが出る確率のほうが高いのだ。
左足下がりのライから打つときは、傾斜なりに立つことをオススメします。右足に体重を多く乗せるのではなく、左足体重で構える。ただし、バランスを崩すほど左足に体重を乗せてはいけません。
あくまでもバランスを崩さない範囲での左足体重で、ボールの位置は平地と同じスタンスの中央にセットします。

振り幅は右肩から左肩

スイングの大きさは、傾斜の度合によって異なる。ゆるい傾斜ならフルスイングに近い大きさで振るが、傾斜が急だとバランスを崩すので、手元が右肩から左肩までの振り幅に抑える。ここで気をつけたいのはクラブ選択。たとえば、7番アイアンでも左足下がりのライは、インパクト時のロフトは5番アイアンくらいになるので、飛びすぎる恐れがある。
そのため、7番アイアンの飛距離を打ちたいなら9番アイアンを持つのが安全。ただし、急傾斜だとスイング幅が小さくなるので8番アイアンで。番手の下げすぎにも注意しよう
ボールを上げる動きはNG

左足下がりのライから打つ際、ボールを上げる意識はいっさい捨てよう。ダウンスイングで右足に体重が残り、すくい打つ形となるとダフリやトップの原因となる(×)。最初から低い球を打つつもりで、傾斜に沿ってヘッドを目標方向に出していくイメージをもとう(○)

スイング軌道はアウトサイド・イン

左足下がりのライでは、クラブをインサイドに引くとクラブヘッドが地面に当たってしまうので、アウトサイドにクラブを上げる。その結果、スイング軌道がアウトサイド・インになるが、アウトサイド・インのカット軌道は長いクラブではボールがつかまらずスライスが出る。しかし、7番アイアン以下のクラブはボールのつかまりがいいので、引っかけが出やすい。あらかじめ目標の少し右を向いて構えよう

レッスン=森山錬
●もりやま・れん/1996年生まれ。レッスンは3カ月先まで埋まっている大人気プロ。平均飛距離300ヤー以上のドライバーショットを放つ。Instagram(@rengolf_54)で配信中の動画も大きな話題を呼んでいる。著書に「ゴルフは右手の使い方だけ覚えれば上手くなる(日本文芸社)」。Futako Golf Club主宰。

レッスン=阿河徹
●あがとおる/1976年生まれ。米国にてゴルフスイング理論、ゴルフ経営学を学ぶ。UFGTF資格取得。帰国後、内藤雄士ゴルフスクールにてレッスン活動を行なう。2012年独立後、男女ツアー・プロのコーチとしてツアーに帯同。50人以上のプロゴルファー、3万人以上のアマチュアゴルファーを指導している。

レッスン=大庭啓
●おおば・あきら/1969年生まれ。芹澤信雄が主宰する“チームセリザワ”の一員。2000年のプロテスト合格。2010年から藤田寛之のスイングサポートコーチを務め、賞金王のタイトル獲得に貢献。海外メジャーにも同行し、サポート。アマチュアへのレッスンも精力的に行なっている。
構成=山西英希、編集部
協力=Futako Golf Club、井山ゴルフ練習場、富士平原ゴルフクラブ
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