
1番飛んだドライバーはどれ?年齢・HS別にオススメギアを選出
毎年恒例の人気企画「一気試打」。今月はドライバー編!昨年の秋から今年の春に発売されたNEWドライバーは、例年以上に注目・話題作が目白押し!
今回は、選び方が難しい兄弟モデルから鹿又は何を見て、感じて、どう選ぶのかを聞いてみた!
兄弟モデルは慣性モーメントと重心で選ぶ時代に

これまでの兄弟モデルは、あきらかにヘッド形状が違っていました。ヘッド体積460㏄で3モデルあった場合でも、投影面積が小さい・中間・大きいと分かれていましたが、最近の兄弟モデルはどれも形状が似ています。最新モデルでいえば「Qi35」と「Qi35 MAX」の顔はほとんど同じです。
そんな兄弟モデルのなかから適正を選ぶには、慣性モーメントと重心がカギとなります。最近は慣性モーメントの大きさで兄弟モデルを分けるメーカーが増え、ピンの場合だと慣性モーメントが大きい「MAX」と小さい「LS」、そして重心をドローバイアスにしている「SFT」などがいい例です。慣性モーメントはミスヒットへの強さを示す指標にもなりますが、振りやすさにも影響します。自分が振りやすいのはLS系なのか、スタンダード系、ドローバイアス系なのかを知っておくことも大切です。
そして、重心の位置は球筋に影響します。右方向へのミスが多くて球をつかまえたいタイプは「SFT」「X」「タイプD」など、左へのヒッカケに悩むなら「LS」系との相性がいいでしょう。
Qi35 MAX Qi35

「Qi35」と「Qi35 MAX」の形状はほぼ同じ。ヘッド後方部のラインの入れ方を少しだけ変えている。
「G440シリーズ」は全体的に低重心に !

「G440 はシリーズ全体が低重心になったことで、スピン量が減りました」
「エリート MAX FASTはシニア向けじゃない」

「キャロウェイの『エリート MAX FAST』は、シリーズ初の調整機能つきで幅広い層が使えます」
タイプが違う3人のアマチュアが選んだ
一番飛んだモデル&明日使いたいドライバー

シニア代表・飯田さん

1番飛んだのは…【エリート MAX FAST】
ボール初速が速くて曲がり幅も少ない
今回打ったなかで、1番ボール初速が速かったのがキャロウェイの「エリートMAX FAST」でした。ミスヒットしたときの曲がり幅も1番小さかったので、1発の飛びはもちろん、平均飛距離も1番。購入してウエイトやシャフトを替えても試したいですね。
明日コースで使うなら…【マジェスティ ロイヤル】
つかまった感覚でストレートボールが打てる
1球目から振りやすくてインパクト時の打点も打球方向も安定していたのが「マジェスティ ロイヤル」。インパクトでつかまった感覚はあるのに左に飛んでしまうことがなく、ストレートボールを連発。かつての私の飛距離を取り戻した気分になりました。
セミアスリート代表・編集M

1番飛んだ&明日コースで使うなら…【G440 LST ・ GT3】
「ロースピン、浅重心」系への概念が変わった!
私の「1番飛んだ!」と「明日コースで使うなら?」はイコールになりました。今回の新作たちは「LS系」がどれもよくて、飛ぶし曲がらない。最新の「LS系」は、ハードヒッター専用ではなく、スイングタイプによってはHSが40あればボールはつかまるし、高さも十分に上がる。
ロースピンになるので、ちょっとカットめにヘッドを入れるイメージで打つとさらに安定しますが、これは某プロいわく「浅重心のヘッドはそうやって打つと飛ぶ」とか。とくに「LST」と「GT3」は初速が上がるし、打球が強い!即戦力になる2本です。
アベレージ代表・ライターN

1番飛んだのは…【スリクソン ZXi】
低スピンすぎずに初速と飛距離アップ!
他メーカーにも低スピン・高初速のドライバーはありましたが「ZXi」は低スピンになりすぎずにボール初速が上がって、私のヘッドスピードだと1番飛んでくれました。純正シャフトもグッド!加速感が得られる性能で、このヘッドにマッチしています。
明日コースで使うなら…【Qi35】
ミスヒットしたときも弾道がほとんど同じ
「Qi35」は前作の「Qi10」よりもあきらかにやさしくなっていて、ミスヒットしても弾道と飛距離がほとんど変わらないからすぐにコースで使えそうです。打ち出し角が高くて、キャリーで飛ばせそうなのも実戦向き。この弾道の高さは、コースで安心できます。
いかがでしたか? ぜひお気に入りの1本を探してみてください!

試打・解説=鹿又芳典
●かのまた・よしのり/多くのゴルフメディアで活躍する人気クラブコーディネーター。現役ツアープロのクラブ調整やサポートだけでなく、ジュニアゴルファーの育成にも注力している。

セミアスリート代表・ベテラン編集M
ドライバーのHS40、スイング改造によって持ち球はフェード系に、落ちたヘッドスピードも上がってきた。飛距離を伸ばし、再び腕前もクラブも「アスリートだね」と呼ばれたい!

アベレージ代表・ゴルフライターN
ドライバーのHS42、持ち球はドロー系。さまざまなゴルフメディアでギア企画を執筆。アベレージゴルファーに好まれる、ミスヒットに強いやさしいドライバーに買い換えたい!

シニア代表・飯田保幸さん
65歳、ドライバーのHS30後半、持ち球はドロー系、平均スコア90後半。出がちなミスのフックを防ぎつつ、加齢によってガタ落ちしてしまった飛距離をクラブで取り戻したい!
構成=野中真一、編集部
写真=田中宏幸
協力=ジャパンゴルフスクール(エースゴルフクラブ 千葉)
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