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これが“世界No.1ボールメーカー”の真骨頂 スコアは「ボールフィッティング」で必ず変わる!

「クラブだけでなくボールのフィッティングも必要なの?」

その答えは、タイトリストの“ボールフィッティング”を体験するとよくわかる。

フィッティングを受けた3人のアマチュアゴルファーも、自分に合ったボールがスコアアップにつながることを実感!

ボール選びの大切さを深く知った。

正しいボール選びのポイント

向井フィッター(写真 左)からフィッティングのアドバイスを受ける試打アマチュアの松本さん
まさに“目からウロコ”の知識が盛りだくさんでした

①スコアリング(アイアン・アプローチ)に重点を置く→アイアン・アプローチでの性能が重要
②ヘッドスピードは関係ない→先入観なく、純粋にパフォーマンスが高いものを選ぶ
③1つに決める→ラウンドごとにボールを変えると、パフォーマンスにムラが出る

「アマチュアゴルファーはドライバーで飛距離が伸びることを期待してボールを選びがちですが、この選び方ではご自身に最適なボールは選べません。スコアアップしたいのであれば差の出ないドライバーの飛距離ではなく、トータルパフォーマンスが高いボールを選ぶべき。

このとき、ヘッドスピードやクラブとの相性はまったく関係ありません」(向井)

まずは座学から! 正しいボールの知識を知れば自分にピッタリのボールが見えてくる

向井伸吾フィッター
●タイトリストジャパンに4人しかいない「ボールフィッター」の1人。ツアープレーヤーのボール・クラブのフィッティングを長きに渡り経験しており、“現場”で求められるボールの性能を熟知している。

タイトリストのボールフィッティングでは「Pro V1」「Pro V1x」「-Pro V1x(レフトダッシュ)」「AVX」から、プレーヤーのパフォーマンスを最大限に引き上げるボールを推奨してくれる。

スコアリングエリアのパフォーマンスでボールを選ぶべし

タイトリストのボールフィッティングは「座学」からはじまる。アマチュアゴルファーの多くがボールに関する知識を正しく理解していないため、まずはそれを知ってもらうことが目的だ。向井フィッターによれば「ボールはクラブフィッティングよりも先に行なうべきもの」とのこと。「1ラウンドでドライバーは最大でも14回、パターはだいたい36回前後使いますが、ボールを使う回数はそのラウンドのスコアの数とイコール。だから、まずはボールを正しく選ぶことが大切なんです」(向井)。この話にフィッティングを受けた参加者全員が納得していた。

そして、ボール選びで最重視すべきはアイアンとアプローチ、いわゆる「スコアリング」に直結するショットでのパフォーマンスになる。なぜならば、このふたつがスコアの大半を占めるからだ。これらの話を聞いたアマチュアたちはこの時点でボール選びの重要性と、使用球が自分に合っているかに不安を感じていたが、フィッティングが自信と安心へ導いてくれる!

各ボールの特性

AVX:非常にソフトな打感で、低弾道のボールが打ちやすい。「レフトダッシュ」同様にロングショットでスピン量が低減しやすい特性がある。
-Pro V1x(レフトダッシュ):「Pro V1x」よりもさらにしっかりした打感を好むゴルファーにオススメ。ロングショットでのスピン量を減らしやすい。


Pro V1x:タイトリストのボールのなかでもっともスピン性能が高い。しっかり目の打感で高弾道のボールを打てる。
Pro V1:ソフトな打感から放たれる中弾道の球筋が特徴。グリーン周りでのスピン性能が高く、コントロール性も抜群。

フィッティング開始! ポイントは各番手の「スピン量」
「50ヤード→7番アイアン→ドライバー」の順にレンジで計測

試打アマチュア 松本圭一郎さん
●平均スコア90台、年間ラウンドは40回前後。ドローが持ち球で、普段はソフトな打感のボールを好んで使っている。

試打アマチュア 内田 剛さん
●平均スコア80台、年間ラウンドは70回前後。元ラガーマンでパワフルなスイングが持ち味。十数年「Pro V1x」を愛用中。

試打アマチュア 小森 渚さん
●平均スコア70台、年間ラウンドは50回前後。日体大ゴルフ部出身のアスリート女子で、飛距離アップに取り組んでいる。

アマチュアゴルファーのほとんどがスピン量不足!

試打アマチュアの松本さん

フィッティングでは50ヤードを打ったときのパフォーマンスから計測をはじめ、そこから7番アイアン、ドライバーでのパフォーマンスをチェック。「各番手の適正スピン量を確保できているかどうかが、ボールを“飛ばす”と“止める”の両方に影響します」と向井フィッター。50ヤードのショットでは、スピン量を確保できるとグリーンにしっかり止められる。それに対して7番アイアンやドライバーのショットは、適正スピン量で打てなければキャリーをロスしてしまうのだ。

「低スピンのほうが飛ぶ」というのが近年のゴルフ用具に関していわれ続けている定説だが、あくまでそれは「適正範囲のなかで」の話。ほとんどのアマチュアはスピン量不足で、今回の参加者3名も7番アイアン・ドライバーについてはスピン量が若干少なく、推奨ボールはもっともスピン量が多い「Pro V1x」となった。

アスリート女子の小森さん(写真左)、パワフルスイングの内田さん(写真右)

7番アイアンでは6500から7800回転、ドライバーでは2000回転台がスピン量の適正値。小森さんも内田さんも「Pro V1」では適正スピン量に少し足りず「Pro V1x」で改善。結果的にキャリーも伸びていた。

ボールでここまで変わる! 「スピン量」と「打ち出し角」

トータルパフォーマンスボールである「Pro V1」とディスタンス系「VELOCITY」を同じウエッジで打つと、「VELOCITY」のほうがスピン量は3000回転以上も落ちてしまう。カバーが硬い「VELOCITY」はインパクト時にボールがフェース面を滑ってしまい、結果として「高打ち出し・低スピン」に。グリーンで止めづらい球質になるので、ピンをアグレッシブには攻めにくい。

コースで最終チェック 選んだボールは間違いなかった!

小森さん
内田さん

芝から打ったフィーリングも重要

レンジでのフィッティングで推奨ボールとなった「Pro V1x」をコースでもテスト。推奨ボールを使うことによって、飛距離やスピン量の“結果”が改善されるのももちろん重要だが、実際に芝から打ったフィーリングが自分にとって心地いいものかどうか「フィーリングと結果をマッチさせる」こともとても大切な要素になる。

結果の部分では3人ともナイスショットの確率が格段にアップ! フィーリング面でもソフトながらも芯のある打感に好印象。「Pro V1x」が“ピッタリ”であることが確実となった。

松本さん

レンジでの50ヤードのショットでスピン量不足だった松本さんも「Pro V1x」を使うことで適正値の5500回転を超えるように。ボールの落下角度も大きくなり「ビタッ!」と止まるアプローチを連発していた

私たちにピッタリはPro V1xでした!

それぞれ違うモデルが“最適”になるかと思いきや、みな同じモデル(Pro V1x)となったが、これがリアル! レベルやタイプが違ってもスコアを伸ばしてくれるタイトリストのボール性能とフィッティングの奥深さを痛感した

グリーン上でのパッティングでも3人とも「Pro V1x」のフィーリングに違和感はなし。

次のラウンドから「Pro V1x」でスコアアップ間違いなしだ!

スコアアップのためには、飛距離だけではなくトータルパフォーマンスを考えてボール選びをすることが大切だ。自分にあったボールを選んでさらなるレベルアップを目指したい。

構成=石川大祐
写真=相田克己
協力=アクシネットジャパンインク(タイトリスト)
サザンヤードカントリークラブ

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