
ドライバーでヘッドスピードを上げるには?「右足体重で打つ」と菅沼プロが解説
自分は人より筋力がない、体が固い。だから飛ばない、飛ばなくなったと飛距離アップをあきらめている人への飛ばしのヒントを伝授。
パワーやスピードをテクニックで引き出すレッスンでプラス10ヤード以上を目指そう!
ドライバーのヒント:加速力アップに有効なイメージ!フォローでヘッドを右足から遠ざける

右足体重で打つくらいが○
アマチュアは飛ばそうとすると、左足に体重移動しながら体が突っ込んでしまいがち。これは飛距離アップには逆効果、インパクトはベタ足のまま右足体重で打つくらいの意識がいいですよ。ヘッドが走り、自然なフェースローテーションもできるので球がつかまり飛距離が伸びます。
また、フォローでベタ足にした右足とヘッドの距離をなるべく遠ざける意識も大切。その距離をできるだけ広げようとするとヘッドが走って加速力が上がるので、ぜひ試してください♪

体が開くほど回転させるのは×

パワーがある人はインパクトに向けて体を積極的に開いていってもいいが、非力な人は振り遅れてしまう原因に。球がつかまらずスライスが出てしまうので、体の開きを抑えて打とう
ダウンスイングで右ヒジをたたむ

「ダウンスイングでは、まず右ヒジをワキ腹に近づけてください」と菅沼。この形がパワーをためて、フォローにかけて腕を伸ばし、力を解放させる準備になる
右足が浮くとヘッドが返らない

右足を地面から離していいタイミングは、フォローでヘッドが腰の高さよりも上がってから(○)。右カカトが早く浮いてしまうと、ヘッドが走らずフェースも返らないので球がつかまない(×)

いかがでしたか? 右足体重を意識しましょう!

菅沼菜々
●すがぬまなな/2000年生まれ、東京都出身。158cm。2023年のNEC軽井沢72でツアー初優勝。25年パナソニックレディスでツアー3勝目をあげる。“アイドルゴルファー”としても人気者。あいおいニッセイ同和損保所属。
構成=岡田豪太、小山俊正
写真=佐々木隆宣、田中宏幸
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