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正しい刻みの“トップ”はどっち?「大振りやリキみは…」とコーチが解説
ゴルフにミスはつきもの。しかし、ラウンド中、同じ失敗を何度も繰り返すとベストスコア達成は遠のいてしまう。今日出たミスは1度まで!コースでありがちなミスを集め、次は絶対に失敗しない工夫や打ち方をレッスンする。
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レイアップが大ミスに!② 得意クラブの飛距離20%減ハーフトップはOK!
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レイアップは2打目以降でも打ちますが、失敗したあとは残りの距離ではなく「クラブ」を優先させてください。「何ヤード残したいか」よりも「得意な番手で打つ」。得意なクラブがミドルアイアンで、次打の距離が大きく残ったとしても、どダフリや林に入るまで曲げると大叩きになってしまう。グリーンに乗せるのではなく「刻み」ですから、狙ったところの近くまで前に進めばOK!ハーフトップもOK!の意識で打ってください。
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林からの脱出に失敗!林のなかこそビハインド・ザ・ボール!
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林からの脱出は「失敗を繰り返さない」ではなく、最初から失敗しないでください(笑)。失敗してしまう原因はミスヒット。それを防ぐためにもっとも気をつけてほしいのは、ヘッドアップとルックアップです。打球がどうなった、どこに飛んだかがとくに気になる状況ですが、頭と顔の向きのキープが鉄則!ショットのときよりも「ビハインド・ザ・ボール」の形をきちんと作ってください。
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林のなかからはロフトが立ったアイアンで打つ。FW・UTもロフトが立っているし、ソール幅が広いので適しているように思えるが飛距離のコントロールが難しく、逆サイドのラフや林まで飛ぶ危険性が高くなってしまう
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いかがでしたか? 同じミスを繰り返さないように状況に応じたミスの防ぎ方を知っておくとよいでしょう。
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レッスン=樋口貴洸
●ひぐち・よしひろ/1997年生まれ、埼玉県出身。JGTOツアーメンバー。花咲徳栄高校、東京国際大学ゴルフ部を経て、現在はツアープロを目指しながら東京都港区の「Golf&Fitness Point 芝浦」でアマチュアを指導。コースでのスコアメイクに役立つレッスンに定評がある。
写真=田中宏幸
協力=取手桜が丘GC(アコーディア・ゴルフ)
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