引退した“あの韓国女子プロ2人”にバッタリ!近況を突撃

今年の全米プロには、吉田優利、勝みなみ、竹田麗央が会場に来て、男子のプレーをの観戦を楽しんだ。

マスターズでは日本人選手の姿は見れなかったが、何人かの女子選手の姿があった。そして、今年の全英オープンにも女子選手の姿が見られたが、筆者が出会ったのは懐かしい顔だった。

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英語、韓国語に日本語…多くの言語が飛び交う全英オープン

初日、今平の組を撮影している最中にロープの外を歩くと、目の前の女性が手を振ってきた。それが昨年引退を宣言したユ・ソヨンだった。筆者はユの現役時代に何度も取材をしたことがあって顔を覚えてくれていたようで、手を振ってくれたのだ。こちらも思わぬ場所で久しぶりに会ったのでしばらく会話した。

:久しぶりですね!ゲンキデシタカ?

Q.全英オープンを観戦に来ていたんですね?お仕事で?

:いえ、全くのプライベートなんです。今平選手と同組のキム・シウーの応援です

Q.なるほど。最近はどうしていますか?

:引退して、TVの解説の仕事やコンサルティング、若手選手からの相談を受けたりしています。オリンピックの韓国チームの活動にも関わっているんですよ

Q.忙しそうで何よりです。ここにいらっしゃるということは、今度のAIG全英女子オープンの解説ですか?

:いえ、私はもっぱら韓国LPGAのTV解説なんですよ。ところで、こちらの女性は知っていますか?キム・ハヌルです。キムも引退しているんですよ

キム:初めまして。キムです

Q.初めまして。私はアメリカで取材しているので日本女子ツアーは行ったことがないのですが、キムさんのお名前や写真は記事で何度も目にしています。

と、ここまで話して、ユとはハグ、キムとは握手をして別れた。ちなみに、この時はユ・ソヨンとの会話がメインだったので、全て英語で話していた。

試合は進み、最終日の18番横を歩いていると、再びキムさんに遭遇。向こうもこちらに気づいて挨拶し、少し話をした。この時、キムさんは一人だった。

Q.キムさんは引退して何をされていますか?

キム:えっと、えっと‥。日本語で良いですか?

Q.大丈夫でしすよ。そうか、キムさんは日本語ができるんですね!

キム:はい、日本ツアーでプレーしてましたから、日本語は話せますよ

ユ・ソヨンは英語は流暢なのだが、日本語はあまりできない。一方で、キムさんは日本ツアーでプレーする日が長かったため、英語はあまり得意ではないようだったが、日本語は流暢だ。そこで、ここからは日本語で話した。

キム:私も引退後はTV解説の仕事がほとんどです。今回はイム・ソンジェのお父さんがチケットを手配してくれたので、イムの応援にも来てるんですよ

こちらは韓国語が話せないので、キムさんが日本語を話してくれて助かった。世界から選手が集まる全英オープンには、ギャラリーも世界各国から集まってくるんだなあ、そしていろんな言葉が入り混じるんだなあ、と北アイルランドの地で感慨深く思ったのだった。

フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

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