
男子プロが”ドッグレッグホール”の攻略法を解説!「よく見てほしいのが…」
コースではさまざまなシチュエーションに遭遇するが、苦手な状況があるとスコアを崩してしまいがち。
そこで、ツアープロに状況別のベストな打ち方を伝授してもらった!
【関連記事】まさに「全アマチュア向け」! 飛ばせる“限定シャフト”がついに発売開始!
ドッグレッグホールを攻略! フェアウェイの幅を広く使おう! 自分の飛距離を考えて狙いを絞る

ホールの状況と自分の飛距離で狙いどころが変わる。

直角に近い角度で曲がっているドッグレッグほどフェアウェイの幅を広く使いやすい。そのエリアにボールを運ぶ番手を選択して打つ。

飛距離の出る人は林を避ける「遠回りのルート」が危険となるケースもある。自分の飛距離と相談してターゲットを決めよう。

ドッグレッグホールで近道ルートを選択するのは安易で危険。だからといって、遠回りルートが必ずしも安全ではないことも頭に入れておこう。
フェアウェイの幅が広いエリアを狙って打つ
ドッグレッグホールの攻め方は人それぞれで、ドライバーが飛ばない人はショートカットをせずに遠まわりを選択したり、飛ぶ人は林越えを狙うケースもあるでしょう。このように自分の飛距離によってルートを決めるのが前提ですが、よく見てほしいのがボールを運ぶエリアの広さです。
ドッグレッグはスタイミーになるためホールが狭く見えますが、フェアウェイの幅が意外と広くなっているエリアがあります。そのエリアを狙うのがドッグレッグのティーショットの成功の秘けつ。場合によってはドライバーを使わない作戦もアリですよ。先が見えなくても情報を収集してベストエリアを見つけましょう。

自分にとってのベストルートを決め、その目標までの距離を打つ。場合によってはフェアウェイウッドやユーティリティを使うことも考えよう。
目標を決めたらしっかりスイング

どのクラブで打つにしてもフィニッシュまで気持ちよく振り切ることが大事。「曲げたくない」心理からボールに当てにいくようなスイングはミスしやすい。
いかがでしたか? ドッグレールホールは状況と自分の飛距離で狙い所が変わるため、状況に応じて、狙い所を決めましょう!

浅地洋佑
●あさぢ・ようすけ/1993年生まれ、東京都出身。169cm、68
kg。19年はダイヤモンドカップで悲願のツアー初優勝、ANAオープンでは2勝目をあげるなどの大躍進で賞金ランク9位。フリー。
構成=小山俊正、三代崇
写真=中野義昌、相田克己、圓岡紀夫
【あわせて読みたい】