
アイアンの“真芯”でミートする方法!女子プロが解説
練習でもコースでもすぐに実践できるドライバーからパターまでの芯食いレッスン。
クラブの芯でとらえて真っすぐ飛ばすレッスンをツアープロが伝授!
ハッ!と開眼するポイントが満載のレッスンです!
肩より下は腕を伸ばしたまま!左右のヒジが曲がる人は要注意

肩より上は勢いで動いていくので意識しません!
9時から3時まで手首の角度を変えない
アイアンで球を真っすぐ強い弾道で飛ばすためには、両肩から下の軌道、時計の文字盤で例えると9時から3時までが大切です。ここの軌道を安定させるためのポイントは2つ。1つ目は、バックスイングでは左腕、フォローでは右腕を伸ばすことです。両腕を交互に伸ばすことによってスイング軌道が左右対称になり、安定します。
2つ目のポイントは左手首の角度。肩から下では、左手首の角度を変えないことが重要。手首の角度を変えずに押し込むようにインパクトすることで強いボールが打てます。反対に手首が伸びてしまうとインパクトで緩むので注意しましょう。
左手首が左腕と直角になるように

左腕が真っすぐに伸びて地面と平行になるタイミング(9時)では、左手首が腕と90度になるようにコッキングする。
力を入れるのは左肩の高さまで

フルショットでも力を入れて強く振るのは肩の高さ(3時)まで。肩より上は惰性で腕とクラブを動かしているだけ。

バックスイングのコッキングで作った手首の角度をトップ、インパクト、フォローまで変えないようにする。
腕が伸びるとインパクトがハンドファーストになる

ダウンスイングからインパクトまで左腕を曲げない。左ヒジを伸ばして左腕が真っすぐになれば、ハンドファーストの体勢で打てる。
いかがでしたか。アイアンの速攻テクをぜひ実践してみてください!

エイミー・コガ
●エイミー・コガ/1995年生まれ、米国ハワイ出身。176cm。18年のプロテストでトップ合格を果たしてプロ転向。1年目となった19年は賞金ランク41位で賞金シードを獲得
構成=小山俊正、野中真一
写真=中野義昌、高橋淳司